「よく寝ていられるもんだ」逆ギレ議員・谷川弥一氏、国会での爆睡姿に「仕事辞めて家で寝ろ」批判殺到
国会内で口を開け、天を向いて熟睡する谷川弥一議員(写真・長谷川 新)
自民党安倍派の政治資金パーティー問題をめぐり、4000万円超のキックバックを受け取っていた疑いが浮上している谷川弥一衆院議員(長崎3区)。
12月10日、長崎市内での囲み取材で、記者に「頭悪いね。わからない?」と“逆ギレ”したことで批判を浴びているが、地元民放局が12月11日に報じた、谷川氏と記者との一問一答のノーカット版動画を見ると、谷川氏の問題発言はこれだけではないようだ。
KTN(テレビ長崎)の女性記者から、次に話を聞けるタイミングについて質問が飛ぶと、谷川氏はこう言い放った。
「もういいよ。君はいいから。君以外には言うよ。あんましつこいから。君以外の人が来て。KTNの君以外の人。あんましつこい人、嫌なんだよ。言っているじゃないですか。今日はこの時点でこのとおりだって。ここに来ているんだから。それは評価してほしいな。逃げまくっているわけではなんにもない」
さらに別の記者から、今後、囲み取材の場を設ける予定について聞かれると、谷川氏はこう答えた。
「何回でも来ていいよ。毎日でも来ていいよ。まあちょっと待っとって。ある程度、すむまで。もうちょっと待っとってって言っているじゃないですか。新聞みればわかるでしょ。状況は。あんたたちはプロでしょ? いま待ってくれとおれは言っているだけだから」
12月12日、谷川氏は衆院本会議に姿を現した。立憲民主党が提出した、松野博一官房長官に対する不信任決議案の採決があったからだ。
「立憲の議員が不信任案提出の趣旨説明を始めると、谷川氏は目薬をおもむろに差したかと思うと、上下を見つめ、腕を組んで目をつぶってしまいました。注目を浴びるなかで居眠りにふける姿は、居直っているのか、失礼ながら頭よさそうには見えませんでした。とにかく強心臓の持ち主という印象を受けましたね」(現場にいたカメラマン)
本会議終了後、記者に囲まれた谷川氏は、両手で記者を振り払うような仕草を見せ、ダンマリ。唯一、「頭悪い」という発言についてだけは「申し訳ないです」と謝罪したうえで姿を消した。
谷川氏は82歳。長崎との往来で、完全にお疲れモードのようだが、1時間30分ほどの本会議で爆睡を決め込む姿には、SNSで批判的な声が上がっている。
《うわぁ、記者に逆ギレして非難の最中に緊張感もなく、よく寝ていられるもんだわ 自民党ってこんなのばっかり》
《谷川弥一衆議院議員はもう色々あれだし、議会中に居眠りする体力のないおじいちゃんだしで辞めて良いと思う…マジで議員の年齢も80歳までとかにせないかんのでない?》
《国会で爆睡してる頭が悪いと記者に言い放つ谷川弥一という汚いおじさん出てきたけど、もう働く体力もない、眠気に抗う素振りすら見せないおじさんたちの給料のために日々私は税金を払っているのか、その老人に頭が悪いと言われてるのかーと思うと非常に不快ですね。仕事辞めて家で寝ろ》
国会で居眠りできる強心臓の持ち主なら、安倍派の裏金疑惑を洗いざらい話してほしいものだ。