大谷翔平【写真:ロイター】

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3月20日、ソウル西部の高尺スカイドームで開催

 米大リーグで大きな関心事となっていた大谷翔平投手の新天地がドジャースに決まった。9日(日本時間10日)に本人がインスタグラムで発表し、米国の各メディアは10年総額7億ドル(約1014億円)という巨額契約を報じている。これに喜んでいるのが韓国。来年3月20日、ドジャースはパドレスとの開幕戦をソウルにある高尺(コチョク)スカイドームで戦うためだ。

 韓国紙「スポーツ朝鮮」は「大当たり大谷、韓国に来る! ドジャースと1兆ウォンの迫力契約! 来年、キム・ハソンとソウル開幕戦」という見出しで報じた。金額に仰天しつつ、今季ゴールドグラブを受賞したパドレスの韓国人内野手キム・ハソンとの“共演”を期待している。

 記事は「(移籍決定で)国内のファンたちは、大谷をソウルで見ることができる幸運を味わえることになった。大谷が新たに所属するドジャースは、2024年シーズンの開幕戦をソウルで実施するためだ。相手はキム・ハソンのサンディエゴ・パドレスだ」と伝えている。

 また韓国メディア「Xスポーツニュース」も「来年3月、メジャーリーグのシーズン開幕戦が韓国で開かれるため、サンディエゴ・パドレスとのソウルシリーズには米国はもちろん、韓国や日本などアジアのファンの関心が集中すると見込まれている」と伝えた。

 大谷は今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の際に韓国や台湾の野球を称えるコメントを残すなど、プレーはもちろん人格の面で韓国でも高い人気を誇っている。

(THE ANSWER編集部)