埼玉で1日20回、滋賀では23回上映!

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 GACKTが23日、都内で行われた映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』(公開中)初日舞台あいさつに登壇し、本作の驚くべき人気ぶりを明かした。イベントには二階堂ふみ、加藤諒、益若つばさ、堀田真由、くっきー!(野性爆弾)、高橋メアリージュン、川崎麻世(崎はたつさき)、藤原紀香、武内英樹監督も出席した。

 本作は、『パタリロ!』シリーズの原作などで知られる魔夜峰央の漫画を実写映画化した『翔んで埼玉』の続編。東京から虐げられている埼玉の自由を求めて立ち上がった埼玉解放戦線のさらなる戦いが、日本を分割する東西対決へと発展する。

 GACKTは鑑賞後の観客に「いかがだったでしょうか?」と呼びかけ、盛大な拍手をもらうと「安心しました。これでもう帰れます」と安どの表情。また、武内監督から埼玉のある映画館では同作が4スクリーンを使って1日に20回も上映されていると聞いたことを明かし、「ちょっとおかしなことになっている」と発言。さらに「滋賀はもっとおかしなことになっていて23回」と報告しつつ、「これが3日ほどしか続かなかったとならないように、みんなで盛り上げていければなと思います」と力を込めた。

 二階堂は「2作目ができると聞いたとき、最初は大丈夫なのかな? たまたま当たったラッキーな映画だったんじゃないかな? と思っていたんですけど、予想をはるかに上回って多くの方に届いていると実感しました」と喜び、「本当に滋賀、和歌山、奈良の方々にはお詫びと感謝の気持ちでいっぱいです」と頭を下げる。そして、締めのあいさつでは「パート3に向けて盛り上げていけたらいいなと思っております」と続編に意欲を燃やした。

 フォトセッションでは琵琶湖の最大水深104mにちなみ、「とびだしとび太」にふんした子供104名がサプライズ登場し、ステージ上でキャストを取り囲んで整列。二階堂は「エネルギーが一気に高くなりましたね」と声を弾ませ、藤原も「みんな髪もとび太くんみたい。元気で楽しんでくれているのかなと思いました」と目尻を下げる。そんな中、GACKTは「出てきたときはかわいいなと思ったんですけど、後ろを振り返ったら誰も目を合わせないんです。それなりに傷ついているんですけど」とがっかり。しかし、最後はハイタッチをするなど子供たちと触れ合い、とびきりの笑顔を見せていた。(錦怜那)