TBSラジオ『マイナビ Laughter Night』の第9回チャンピオンLIVEが11日、東京・一ツ橋ホールで行われ、金魚番長(箕輪智征、古市勇介)がグランドチャンピオンに輝いた。

金魚番長(箕輪智征、古市勇介)

『マイナビ Laughter Night』は、若手芸人が番組への出演権をかけて、ネタを披露するラジオ番組。今回が第9回となるチャンピオンLIVEには、怪奇!Yes どんぐりRPG 、ストレッチーズ、春とヒコーキ、⻤としみちゃむ、きしたかの、10億円、令和ロマン、シンクロニシティ、金魚番⻑、マルセイユ、キャプテンバイソン、金澤TKCファクトリーら、2022年11月から2023年10月までの月間チャンピオン全12組が出場し、金魚番⻑が見事グランドチャンピオンに輝き、賞金150万円、TBSラジオの冠特番、来週13日に生放送される『ラヴィット!』(TBS系)スタジオ出演権を獲得した。また、「マイナビ賞」にはストレッチーズが選ばれた。

大会後に行われた取材会で、優勝の感想を聞かれ、古市は「ちょっとうれしすぎますね。あんまり実感が湧いてないかもしれないです」と第一声。続いて、箕輪が「二人で悩んだ時期もあって。俺は『優勝しないのをやっぱりやめるわ』って。そしたら、古市が『優勝しないのをやめるのをやめるわ』って」と、仲野太賀、山本舞香、岡部大(ハナコ)が出演する「マイナビ転職」のCMをなぞらえる。しかし、相方の古市はこのCMを知らなかったようで、「ちょっとちょっと! ゼロから話を作ってるの?」と戸惑いを隠せないでいると、箕輪は「みんな気づいてるし、(古市だけが)見てないんだってなってる」と指摘し、報道陣を笑わせた。

今年は、芸歴5年目以内の若手芸人を対象とした賞レース『UNDER5 AWARD 2023』でも優勝し、『M-1グランプリ』の準々決勝にも勝ち進んでいる金魚番⻑。今回の『マイナビ Laughter Night』優勝でニューヨークや空気階段ら錚々たる歴代チャンピオンと名前が並ぶことになるが、2人は「まあ、当然の結果ですね」と口をそろえ、古市は「超えていきますよ」「6月に『UNDER5 AWARD 2023』獲って、『Laughter Night』も獲って、出た大会すべて勝たせてもらってね」と胸を張る。そして、記者から「いま一番勢いのある芸人さんということで間違いない?」と水を向けられると、今度も2人で「そうですね」と即答し、笑いを誘っていた。

なお、同イベントの配信チケットはチケットぴあで11月26日21時まで販売中。アーカイブ視聴は同日23時59分まで視聴可能となる。