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試合中のプロレスラーの性的な部分を強調した写真をSNS上に公開していたアカウントに対して法的措置をとっていた女子プロレス団体「ワールド女子プロレス・ディアナ」(井上京子代表)は11月8日、裁判所が発信者情報を開示を命じ、X社から開示をうけたことを明らかにした。

知名度の高いジャガー横田選手のほか、未成年の選手も所属するディアナは今年6月、試合中の選手の性的な部分にクローズアップした写真を撮影・投稿するX(旧ツイッター)のアカウントが存在するとして、2つのアカウントについて投稿者を特定する法的措置をとっていた。

ディアナの発表によると、裁判所が権利侵害を認めたうえで、アカウントの個人情報開示が認められたという。

特定した投稿者に対して、今後は損害賠償請求なども考えられる。団体だけでなくプロレス業界全般の問題だと訴えるディアナの経営企画部長・不破大志さんは取材に「我々の権利を侵害する相手には今後も粛々と法的措置などの対応をとっていきます」と答えた。

団体は、選手が不快に思う画像が拡散するだけでなく、そうした画像に卑猥な言葉をつけられて拡散するなどの事態が発生したため、法的措置の考えを示しつつ「撮影ガイドライン」も公表していた。