『CHEF-1』ロブション・根本郁弥シェフが優勝 「今後海外のコンクールも視野に」
世界に通用するシェフNo.1決定戦『CHEF-1グランプリ2023』の最終決戦がABCテレビ・テレビ朝日系列で22日に放送され、根本郁弥シェフ(東京都 フレンチ ガストロノミー “ジョエル・ロブション”)が優勝に輝いた。
左から根本郁弥シェフ、GACKT (C)CHEF-1グランプリ2023
○■今大会のテーマは「料理に革命を起こせ」
今大会は「料理に革命を起こせ」というテーマのもとでの戦い。根本シェフは2回戦でフェス飯対決をクリアすると、3回戦では「エビ料理に革命を起こせ」、準決勝では「卵とご飯料理に革命を起こせ!」の激戦を勝ち上がって決勝に進出した。今大会から料理ジャンル別エントリーで戦われる中、フレンチの看板を背負っての奮闘となったが、決勝では第一試合「とんかつに革命を起こせ!」を勝ち残ると、優勝決定戦「すき焼きに革命を起こせ!」では丸山千里シェフ(神奈川県 フードクリエイター)と対決。みごと勝利し、栄冠を勝ち取った。優勝した根本シェフには、国民代表審査員のGACKTからトロフィーが贈られ、神田裕行審査員からはチャンピオンコックコート、今田耕司から優勝賞金1000万円、スペシャルサポーターのさや香から副賞として「ザ・プレミアム・モルツ」1年分が授与された。
(C)CHEF-1グランプリ2023
○■根本郁弥シェフ コメント
――総勢461人の中から激戦を勝ち残り、みごと優勝を飾ったフレンチの根本郁弥シェフ。まずは今のお気持ちと、それをどなたに伝えたいかをお聞かせください。
まだ夢を見ているような気分ですが、本当に今までやってきたことが間違いじゃなかったんだなと実感しています。そして戦ってきた人たちが僕のことを成長させてくれたので、本当にみんなに感謝しています。優勝の喜びはまずは家族に、そしてやはり尊敬する僕の上司に感謝を込めて伝えたいと思います。
――2023年の「CHEF-1」統一テーマに「料理に革命を起こせ」がありましたが、エントリーから書類審査、2回戦、3回戦、準決勝、決勝と大会全体を通じて感じたことはありますか?
革命というのはやっぱりすぐ起こせるものじゃないですし、それにどれだけ近づけるか、どれだけ抜け出せるか、そういうことを日々考えて用意しました。たとえば、エビ料理にしても、とんかつ、すき焼きにしても、そのベースとなるものを、食材を変えてみたり、調理法を変えてみたり、なんとか自分の中の知識や技術で模索しながら。そうやって新しい料理って生まれるんだろうなっていうのを考えながらやってきました。
――お題の革命を起こすためには、たくさんの試行錯誤をされたと思いますが、どのようなことが印象に残っていますか?
お題をいただいて、最初頭の中だけで料理を想像するんですけど、いざ食材や器材をそろえてやってみると全然うまくいかなくて。実際にやるとこんなにうまくいかないものなのかというのを肌で感じた、それはすごくいい経験でした。
(C)CHEF-1グランプリ2023
――チャンピオンの名誉とともに、優勝賞金1000万円を手にしましたが、その使い道はどうされますか?
ちょっと家族との時間が取れていなかったので、妻と子どもと旅行に行って家族の時間を作りたいと思います。チャンピオンを取れるか取れないか「(結果が)わからない話はしないで」って言われていたので、どこへ行くかはまだ話していませんが(笑)。そして上司とは……ミーティング、お食事の場をいただいて、もちろんご馳走させていただきたいと思います。(※ここで関谷健一朗審査員から「おめでとう、僕がご馳走します」の声が)
――地元、フレンチ、日本を代表する料理人として、これからの目標をお聞かせください。そして全国の若き料理人たちへのメッセージもお願いいたします。
今「ガストロノミー ジョエル・ロブション」でスーシェフとして働かせていただいていて、今回「CHEF-1」で優勝させていただきましたが、今後また海外のそのようなコンクールも視野に入れていきたいと思います。フランスのコンクールで優勝し、認められている上司を尊敬しているので、その背中を追いかけたいなと思います。同じ若い料理人の方たちには、やはり最初書類を出して一歩踏み出さないと何も始まらないということ。一歩踏み出したら、必然的に考えなくちゃいけなくなって、考えながら自分を高める行動をしていけば自ずと道が開けてくると思うので。自分を信じて、意識を高く、積極的にいろん
なチャレンジをしていく方がいいと思います。
――「CHEF-1グランプリ」への挑戦もおすすめしますか?
もちろんです。料理のお題が何であれ、その料理の歴史からその料理の構成というものをもう1回改めて考えることになりますし、そういうことを考えることが、結局自分の知識や技術などを高めることになる。自分の成長につながると思うので。それと、いろいろなジャンルの人たちと交流できる場だと思います。僕も今回、いろいろな仲間と連絡先を交換して、料理の話ができて、知らない知識や技術を教えてもらったり、逆に見せたり、そういうことができました。本当に料理人が成長できるコンクールだと思っています。挫折しそうになったときもありましたけど、今の感激を一生忘れないで、今後も励んでいきたいと思います。
左から根本郁弥シェフ、GACKT (C)CHEF-1グランプリ2023
○■今大会のテーマは「料理に革命を起こせ」
今大会は「料理に革命を起こせ」というテーマのもとでの戦い。根本シェフは2回戦でフェス飯対決をクリアすると、3回戦では「エビ料理に革命を起こせ」、準決勝では「卵とご飯料理に革命を起こせ!」の激戦を勝ち上がって決勝に進出した。今大会から料理ジャンル別エントリーで戦われる中、フレンチの看板を背負っての奮闘となったが、決勝では第一試合「とんかつに革命を起こせ!」を勝ち残ると、優勝決定戦「すき焼きに革命を起こせ!」では丸山千里シェフ(神奈川県 フードクリエイター)と対決。みごと勝利し、栄冠を勝ち取った。優勝した根本シェフには、国民代表審査員のGACKTからトロフィーが贈られ、神田裕行審査員からはチャンピオンコックコート、今田耕司から優勝賞金1000万円、スペシャルサポーターのさや香から副賞として「ザ・プレミアム・モルツ」1年分が授与された。
○■根本郁弥シェフ コメント
――総勢461人の中から激戦を勝ち残り、みごと優勝を飾ったフレンチの根本郁弥シェフ。まずは今のお気持ちと、それをどなたに伝えたいかをお聞かせください。
まだ夢を見ているような気分ですが、本当に今までやってきたことが間違いじゃなかったんだなと実感しています。そして戦ってきた人たちが僕のことを成長させてくれたので、本当にみんなに感謝しています。優勝の喜びはまずは家族に、そしてやはり尊敬する僕の上司に感謝を込めて伝えたいと思います。
――2023年の「CHEF-1」統一テーマに「料理に革命を起こせ」がありましたが、エントリーから書類審査、2回戦、3回戦、準決勝、決勝と大会全体を通じて感じたことはありますか?
革命というのはやっぱりすぐ起こせるものじゃないですし、それにどれだけ近づけるか、どれだけ抜け出せるか、そういうことを日々考えて用意しました。たとえば、エビ料理にしても、とんかつ、すき焼きにしても、そのベースとなるものを、食材を変えてみたり、調理法を変えてみたり、なんとか自分の中の知識や技術で模索しながら。そうやって新しい料理って生まれるんだろうなっていうのを考えながらやってきました。
――お題の革命を起こすためには、たくさんの試行錯誤をされたと思いますが、どのようなことが印象に残っていますか?
お題をいただいて、最初頭の中だけで料理を想像するんですけど、いざ食材や器材をそろえてやってみると全然うまくいかなくて。実際にやるとこんなにうまくいかないものなのかというのを肌で感じた、それはすごくいい経験でした。
(C)CHEF-1グランプリ2023
――チャンピオンの名誉とともに、優勝賞金1000万円を手にしましたが、その使い道はどうされますか?
ちょっと家族との時間が取れていなかったので、妻と子どもと旅行に行って家族の時間を作りたいと思います。チャンピオンを取れるか取れないか「(結果が)わからない話はしないで」って言われていたので、どこへ行くかはまだ話していませんが(笑)。そして上司とは……ミーティング、お食事の場をいただいて、もちろんご馳走させていただきたいと思います。(※ここで関谷健一朗審査員から「おめでとう、僕がご馳走します」の声が)
――地元、フレンチ、日本を代表する料理人として、これからの目標をお聞かせください。そして全国の若き料理人たちへのメッセージもお願いいたします。
今「ガストロノミー ジョエル・ロブション」でスーシェフとして働かせていただいていて、今回「CHEF-1」で優勝させていただきましたが、今後また海外のそのようなコンクールも視野に入れていきたいと思います。フランスのコンクールで優勝し、認められている上司を尊敬しているので、その背中を追いかけたいなと思います。同じ若い料理人の方たちには、やはり最初書類を出して一歩踏み出さないと何も始まらないということ。一歩踏み出したら、必然的に考えなくちゃいけなくなって、考えながら自分を高める行動をしていけば自ずと道が開けてくると思うので。自分を信じて、意識を高く、積極的にいろん
なチャレンジをしていく方がいいと思います。
――「CHEF-1グランプリ」への挑戦もおすすめしますか?
もちろんです。料理のお題が何であれ、その料理の歴史からその料理の構成というものをもう1回改めて考えることになりますし、そういうことを考えることが、結局自分の知識や技術などを高めることになる。自分の成長につながると思うので。それと、いろいろなジャンルの人たちと交流できる場だと思います。僕も今回、いろいろな仲間と連絡先を交換して、料理の話ができて、知らない知識や技術を教えてもらったり、逆に見せたり、そういうことができました。本当に料理人が成長できるコンクールだと思っています。挫折しそうになったときもありましたけど、今の感激を一生忘れないで、今後も励んでいきたいと思います。