WEリーグの高田チェア(中央)から優勝カップを手渡されたキャプテンの近賀。写真:鈴木颯太朗

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 10月14日、等々力陸上競技場でWEリーグカップ決勝のサンフレッチェ広島レジーナ対アルビレックス新潟レディースが行なわれ、0-0で突入したPK戦の末、4-2で前者が勝利を収めた。

 なでしこリーグに名称が改められた2004年以降、ほとんどのタイトルが現在の日テレ・東京ヴェルディベレーザ、三菱重工浦和レッズレディース、INAC神戸レオネッサの3チームに独占されてきたが、S広島Rと新潟Lの一戦はそんな状況に新たな風を吹き込んだ。

 クラブ初のタイトルを手にしたS広島Rの中村伸監督は、「“3強”と言われるクラブに肩を並べたっていうレベルには、我々のチームはまだないと思っています」とコメントした。

 キャプテンの近賀ゆかりも「正直、“3強”とウチでは、個人のクオリティでまだ追いついていないなっていうとこが実際だと思う」と同様の見解を語る。
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 しかし、「それでもチームとして勝っていけるところが、サッカーの良さ、どちらかというと女子サッカーの良さでもあるかなと。うちが今回優勝したのは、そんな部分も大きかったと思います。ただ、リーグではまた全然違う戦いになると思うので、この優勝が成長のためのただのステップだっていうところを、もう1回チームのなかで意識してやっていきたい」と意気込んだ。

 カップ戦を制したS広島Rがリーグ戦にも新時代をもたらすか。

 指揮官は、「今季トップ3に割り込んでいく。そんなことを本気で目ざしていきたい」と意欲を示した。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)