シグマは10月5日、フルサイズミラーレス対応の望遠ズームレンズ「SIGMA 70-200mm F2.8 DG DN OS|Sports」の開発を発表した。最新の光学設計による高い描写力、オートフォーカス用のリニアモーター「HLA」(Hi-response Linear Actuator)搭載による高速AF、新しい手ブレ補正機構「OS2」搭載で手ブレ補正を強化したこと、デジタル一眼レフ用の望遠ズームよりも大幅な小型軽量化を図ったことなどが特徴。

発売は2023年12月の予定で、価格や詳細なスペックは未定。対応マウントはソニーEマウントとLマウント。

望遠ズームレンズ「SIGMA 70-200mm F2.8 DG DN OS|Sports」(ソニーEマウント版)

望遠ズームレンズ「SIGMA 70-200mm F2.8 DG DN OS|Sports」(Lマウント版)

10月5日に実施した新製品プレゼンテーションイベント「SIGMA STAGE ONLINE」にて開発発表した、ミラーレスカメラ用としては初めての大三元望遠ズームレンズ。描写性能の向上やAF性能の向上、手ブレ補正機構の強化などの改良を図りつつ、デジタル一眼レフ用の望遠ズーム「70-200mm F2.8 DG OS HSM|Sports」より大幅に小型軽量化した。

SIGMA STAGE ONLINEで70-200mm F2.8 DG DN OSを発表したシグマの大曽根康裕氏

一眼レフ用の70-200mm F2.8 DG OS HSMと比べると、ひとまわりほっそりした印象を受ける

70-200mm F2.8 DG DN OSのおもな特徴。描写、AF、手ブレ補正がさらに磨きをかけたようだ