超豪華声優陣×歌舞伎!新感覚の朗読劇は…コント的要素満載!?:こえかぶ
10月7日(土)〜10月9日(月) 草月ホール(東京都港区赤坂7-2-21 草月会館地下1階)にて、「こえかぶ 朗読で楽しむ歌舞伎 〜雪の夜道篇〜」を開催!
全12名の豪華声優陣が出演。都内にて、10月7日(土)出演の斎賀みつきさん、10月9日(月)出演の立花慎之介さん、平田広明さん、吉野裕行さん、脚本・演出をつとめる岡本貴也さんが登壇し、合同取材会が行われました。
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▲左から、岡本貴也(脚本・演出)、斎賀みつき、平田広明、吉野裕行、立花慎之介
「こえかぶ」は、豪華声優陣による現代語を交えた新感覚オリジナル歌舞伎朗読劇。大好評を博した昨年の初演に続き、第二弾の開催が決定!
古典歌舞伎の代表的な演目より、忠義を描く時代物屈指の名作「仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)」、そして没後130年を迎える狂言作者・河竹黙阿弥の代表作のひとつ「雪暮夜入谷畦道(ゆきのゆうべいりやのあぜみち)」を、豪華声優陣が現代語を交えて分かりやすく朗読します。
本公演は、"1952年のラジオ番組"という設定に歌舞伎の演目を落とし込んだもの。見どころについて、脚本・演出の岡本さんは「ベテランの声優たちが一堂に会し、声の技術や声色の魅力をふんだんに使って、歌舞伎を目の前で演じる。その様子を生で観られるということが、観客の皆様にとって光り輝く宝物のような美しい体験になるのではないかなと思っています」とコメント。
舞台俳優という設定で役を演じる斎賀さんは、「『こえかぶ』を通して、歌舞伎を知らない初心者の方にもわかりやすく物語の魅力を知っていただけるように、作品作りのお手伝いができればいいなと思っております」と意気込みを語ります。
ラジオディレクターとして3人の先輩を引っ張る役どころの立花さんは、「僕はもともと日本舞踊をやっていたこともあり、古典芸能は好きなのですが、実は歌舞伎はあまり通っていませんでした。僕自身もわからないことが多い世界ですので、観客の皆様も僕と一緒に歌舞伎を理解してもらえたら嬉しいです。
しかし、歌舞伎をライトに楽しめる朗読劇は面白そうだと思っていたのですが、あとから同じ日(10月9日)の出演者が名立たる先輩方ばかりと知って、『これはやべえぞ』と思いましたね(笑)。ご一緒できることは楽しみですが、今からドキドキしています」と語り、同席した先輩らを笑わせるシーンも。
アナウンサーという設定で役を演じる平田さんは、「僕は新劇出身ですが、新劇って地味で暗くて予算がない。そういうところで育ちましたので、歌舞伎は大きい舞台で綺麗なお衣裳や豪華な装置、演出でうらやましいなと思ったのが最初の印象です。
その後、僕が出演しているアニメ『ONE PIECE』が歌舞伎化されたご縁で、市川右團次さんや中村隼人さんなど多くの歌舞伎俳優の方と仲良くさせていただき、新春浅草歌舞伎なども観に行くようになりました。ここの共演者の方よりも歌舞伎の距離は少々近いのかなと思っておりますが、 観れば観るほどきらびやかで華やかな世界だなと感じております」と、歌舞伎と新劇との違いを。
そのコメントを受けて、映画俳優という設定で演じる吉野さんは「歌舞伎については本当に分からないことばかりですが、平田さんがおっしゃったように、『ONE PIECE』や『ファイナルファンタジー』などのアニメ・ゲーム作品が歌舞伎化されることで、身近に感じられるというのはありますよね。だから、分かりやすい題材で歌舞伎化してくれると本当にありがたいですし、もともと歌舞伎にはいろいろなジャンルがあるので、今の時代の歌舞伎がどんどん生まれるといいな、と。それが歌舞伎がずっと続いていくことにもつながる、そうなってほしいと思います。
昔の作品でも物語さえわかれば人間の心の揺れ動きなど現在に通じる面白いところがあると思いますので、新作歌舞伎やこの『こえかぶ』を入口に、そこから『昔の時代の作品はどんなものだろう』とさらに歌舞伎を観たくなるきっかけになったらいいですね」と語ります。
稽古初日に行われた、この取材会。台本を読んだ時の印象について、平田さんは「こんなにコント的要素満載のお話だとは思いませんでした。でも、話の流れをよく聞いていると、さまざまなところに歌舞伎のエッセンスや知識が散りばめられています。
話が全部きっちり伝わらなくても、 まずは我々のわちゃわちゃしているコントを楽しんでいただいて、そのなかでひとつでも歌舞伎の理解を深めるきっかけを持ち帰っていただければいいなと思っています。そしてぜひ、今回の演目が歌舞伎で上演される際には、筋書もチラシも持たずに楽しんでもらいたいですね」とコメント。
最後に、斎賀さんが「とにかくまずは『こえかぶ』を観て、聴いて、感じていただきたいです。そして、歌舞伎公演もしっかり観てみたいな、『こえかぶ』もまた観たいなと思っていただければいいですね。我々も楽しみながら演じていきたいと思いますので、皆様も楽しんでいただければと思います」とメッセージを送り、取材会を締めくくりました。
「こえかぶ 朗読で楽しむ歌舞伎 〜雪の夜道篇〜」は、10月7日(土)〜10月9日(月)草月ホールにて開催。
全12名の豪華声優陣が出演。都内にて、10月7日(土)出演の斎賀みつきさん、10月9日(月)出演の立花慎之介さん、平田広明さん、吉野裕行さん、脚本・演出をつとめる岡本貴也さんが登壇し、合同取材会が行われました。
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豪華声優陣×歌舞伎の新感覚朗読劇
▲左から、岡本貴也(脚本・演出)、斎賀みつき、平田広明、吉野裕行、立花慎之介
「こえかぶ」は、豪華声優陣による現代語を交えた新感覚オリジナル歌舞伎朗読劇。大好評を博した昨年の初演に続き、第二弾の開催が決定!
古典歌舞伎の代表的な演目より、忠義を描く時代物屈指の名作「仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)」、そして没後130年を迎える狂言作者・河竹黙阿弥の代表作のひとつ「雪暮夜入谷畦道(ゆきのゆうべいりやのあぜみち)」を、豪華声優陣が現代語を交えて分かりやすく朗読します。
本公演は、"1952年のラジオ番組"という設定に歌舞伎の演目を落とし込んだもの。見どころについて、脚本・演出の岡本さんは「ベテランの声優たちが一堂に会し、声の技術や声色の魅力をふんだんに使って、歌舞伎を目の前で演じる。その様子を生で観られるということが、観客の皆様にとって光り輝く宝物のような美しい体験になるのではないかなと思っています」とコメント。
舞台俳優という設定で役を演じる斎賀さんは、「『こえかぶ』を通して、歌舞伎を知らない初心者の方にもわかりやすく物語の魅力を知っていただけるように、作品作りのお手伝いができればいいなと思っております」と意気込みを語ります。
ラジオディレクターとして3人の先輩を引っ張る役どころの立花さんは、「僕はもともと日本舞踊をやっていたこともあり、古典芸能は好きなのですが、実は歌舞伎はあまり通っていませんでした。僕自身もわからないことが多い世界ですので、観客の皆様も僕と一緒に歌舞伎を理解してもらえたら嬉しいです。
しかし、歌舞伎をライトに楽しめる朗読劇は面白そうだと思っていたのですが、あとから同じ日(10月9日)の出演者が名立たる先輩方ばかりと知って、『これはやべえぞ』と思いましたね(笑)。ご一緒できることは楽しみですが、今からドキドキしています」と語り、同席した先輩らを笑わせるシーンも。
コント的要素満載!?
アナウンサーという設定で役を演じる平田さんは、「僕は新劇出身ですが、新劇って地味で暗くて予算がない。そういうところで育ちましたので、歌舞伎は大きい舞台で綺麗なお衣裳や豪華な装置、演出でうらやましいなと思ったのが最初の印象です。
その後、僕が出演しているアニメ『ONE PIECE』が歌舞伎化されたご縁で、市川右團次さんや中村隼人さんなど多くの歌舞伎俳優の方と仲良くさせていただき、新春浅草歌舞伎なども観に行くようになりました。ここの共演者の方よりも歌舞伎の距離は少々近いのかなと思っておりますが、 観れば観るほどきらびやかで華やかな世界だなと感じております」と、歌舞伎と新劇との違いを。
そのコメントを受けて、映画俳優という設定で演じる吉野さんは「歌舞伎については本当に分からないことばかりですが、平田さんがおっしゃったように、『ONE PIECE』や『ファイナルファンタジー』などのアニメ・ゲーム作品が歌舞伎化されることで、身近に感じられるというのはありますよね。だから、分かりやすい題材で歌舞伎化してくれると本当にありがたいですし、もともと歌舞伎にはいろいろなジャンルがあるので、今の時代の歌舞伎がどんどん生まれるといいな、と。それが歌舞伎がずっと続いていくことにもつながる、そうなってほしいと思います。
昔の作品でも物語さえわかれば人間の心の揺れ動きなど現在に通じる面白いところがあると思いますので、新作歌舞伎やこの『こえかぶ』を入口に、そこから『昔の時代の作品はどんなものだろう』とさらに歌舞伎を観たくなるきっかけになったらいいですね」と語ります。
稽古初日に行われた、この取材会。台本を読んだ時の印象について、平田さんは「こんなにコント的要素満載のお話だとは思いませんでした。でも、話の流れをよく聞いていると、さまざまなところに歌舞伎のエッセンスや知識が散りばめられています。
話が全部きっちり伝わらなくても、 まずは我々のわちゃわちゃしているコントを楽しんでいただいて、そのなかでひとつでも歌舞伎の理解を深めるきっかけを持ち帰っていただければいいなと思っています。そしてぜひ、今回の演目が歌舞伎で上演される際には、筋書もチラシも持たずに楽しんでもらいたいですね」とコメント。
最後に、斎賀さんが「とにかくまずは『こえかぶ』を観て、聴いて、感じていただきたいです。そして、歌舞伎公演もしっかり観てみたいな、『こえかぶ』もまた観たいなと思っていただければいいですね。我々も楽しみながら演じていきたいと思いますので、皆様も楽しんでいただければと思います」とメッセージを送り、取材会を締めくくりました。
「こえかぶ 朗読で楽しむ歌舞伎 〜雪の夜道篇〜」は、10月7日(土)〜10月9日(月)草月ホールにて開催。