マツダ新型「最小SUV」発表! めちゃスポーティな特別仕様車設定! MTは廃止に 新「CX-3」約228万円から 24年2月発売へ

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新たな特別仕様車を設定 MT車は廃止に

 マツダは2023年9月21日、コンパクトSUV「CX-3」の改良を実施したと発表しました。
 
 新CX-3は2024年2月の発売を予定しています。

マツダ最小コンパクトSUV「CX-3」が改良

 CX-3は、「デミオ(現:マツダ2)」のプラットフォームをベースとしたSUVとして2015年2月に登場したコンパクトSUVです。

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 SKYACTIV技術と魂動デザインを全面的に採用した新世代商品の第5弾で、上質かつスタイリッシュなデザイン、どのようなシーンでも使いやすさを追求したサイズとパッケージングが特徴的です。

 ボディサイズは全長4275mm×全幅1765mm×全高1550mmと、マツダSUVではもっともコンパクトなモデルに位置しています。

 今回の改良では、コネクティッドサービス対応のインフォテインメントシステム「マツダコネクト」を標準装備化しました。これに伴い360度ビューモニターも標準装備となっています。

 また、1.8リッターディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.8」搭載車では、出力向上とトルクの特性を変更することで、アクセルを踏んだときの応答性が向上。

 高速道路での合流・追い越しなどで、より力強いトルクを生み出し、パワフルな加速を持続的に発揮するとともに、ドライバーの意図したとおりにクルマが応答することで、さらなる「走る歓び」が進化したといいます。

 ラインナップでは、新たに特別仕様車「Vivid Monotone」が追加されました。

 エクステリアは特別仕様車「Super Edgy」で採用したブラックキャビンや光沢のクラッディング塗装を採用し、テーマカラーとして新たに導入した「エアログレーメタリック」の上下をブラックで引き締めることでSUVながらスポーティなクーペスタイルを表現。

 マツダ車の共通デザインであるラジエターグリル周辺の「シグネチャーウィング」は、ブラッククロームを採用し、グロスブラックのグリルとの相乗効果で引き締まった表情に仕上げました。

 インテリアはスポーツウェアをイメージしたといい、インパネやドアトリムのソフトパッドにはドット模様の青味のあるグレーを、エアコン吹出口やステッチにはカッパー色を配すなど、モノトーンにアクセントを効かせたものとしました。

 シートはスエード調人工皮革「レガーヌ」素材を用い、乗り降りで擦れる部位には合成皮革を使用するコンビシートを装備します。

 レガーヌ部には光沢のある特殊加工により個性的な柄を施したほか、シート背面のドット模様や肩口のラインなど異素材の組み合わせにより、遊び心を持たせたスタイリッシュな印象を表現しています。

 そのほか、新デザインの18インチアルミホイールには、ブラックメタリック塗装に切削加工を施した専用品を装着しています。

 今回、既存のグレードでも一部装備やデザインの見直しを実施するとともにグレードも一部整理されています。

「15S Urban Dresser」ではブラックグロッシーパッケージをメーカーセットオプションから標準装備としました。さらに「15S Touring」「XD Touring」ではホイールカラーやシートのデザインを変更。

 ボディカラーにはセラミックメタリックに代わり、エアログレーメタリックが新たに設定されました。

 なお、ベースグレードの「15C」、特別仕様車「Super Edgy」は廃止となり、あわせてディーゼル車に設定されていた6速MT車も廃止されています。

 新CX-3の価格(消費税込)は227万9200円から343万4200円に設定されています。