タイタニック号の残骸やドイツの戦艦・ビスマルクを発見したことで知られる研究者ロバート・バラード氏が率いる海洋調査船EVノーチラスが、ハワイ諸島北西側に連なる世界遺産・パパハナウモクアケア海洋国定公園で探索を行い、1942年のミッドウェー海戦で沈没した日本海軍の航空母艦「赤城」の姿を確認しました。





探索の様子はライブ配信されています。

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このように、海底で「赤城」の残骸らしきものを見つけている様子も確認できます。



歴史学者のフィル・ウェア氏がわかりやすくポイントをXに投稿してくれています。

これは船首と錨鎖庫あたり。



艦首部分は海底1万7566フィート(約5350m)のところに沈んでいます。



崩壊した飛行甲板の一部。



赤城の艦尾周辺。



艦尾付近には錨も見られます。



右舷側に設置されていた九六式25mm機銃のうちの1基とみられるもの。



航空母艦「赤城」は、1920年に巡洋戦艦として建造が始まりましたが、1921年に締結されたワシントン海軍軍縮条約の影響を受けて、航空母艦に改装されることが決まり、1925年に進水しました。

太平洋戦争に緒戦の真珠湾攻撃から参加した「赤城」は、1942年に入ると南太平洋戦線、インド洋戦線と転戦し、6月に行われたミッドウェー作戦に日本海軍機動部隊の一員として参加。ミッドウェー島付近で発生したミッドウェー海戦でアメリカ軍の攻撃により大損害を受け、日本まで曳航するのは難しいという判断から自軍による雷撃で処分されました。

「赤城」の沈没地点は2019年のソナー調査で特定されていましたが、姿が確認されたのは1942年6月5日に沈没して以来のことです。