「翔んで埼玉」続編の「琵琶湖より愛をこめて」に西川貴教が出てこない「滋賀県民の大問題」

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 二階堂ふみとGACKT主演で興行収入37億円を超えたブラックコメディー映画「翔んで埼玉」の続編「翔んで埼玉〜琵琶湖より愛をこめて〜」(11月23日公開)の追加キャストが、8月16日に発表された。堀田真由に野生爆弾・くっきー!、ダイアン・津田篤宏、天童よしみらの名前が連なるが、そこに「あるべき名前」がない。滋賀観光大使で、滋賀県野洲市出身の西川貴教だ。

 キャスト発表第一弾で出たのは、滋賀の貴公子・桔梗魁役の杏と、冷酷無慈悲な大阪府知事・嘉祥寺晃役の片岡愛之助。その際、ネット掲示板では「滋賀の貴公子、滋賀のプリンスは西川貴教以外認めない」と滋賀県民からのコメントが寄せられた。杏もよくこんなメンドクサイ役を引き受けたと思う。芸能記者が言う。

「GACKTと西川は、西川の1人ユニットT.M.Revolutionとして音楽番組で共演しています。なので、共演NGが出たというわけではないでしょう。あるいは滋賀県がディスられる作品に、西川が納得がいかないのか」

 前作のプロモーションで関西を訪れた際、二階堂が「止めるで琵琶湖」と口走り、本作予告編でもGACKTが「琵琶湖の水を止める」と叫んでいる。西川は過去に「秘密のケンミンSHOW」(日本テレビ系)で「滋賀県民が京都と大阪を見返すための最後の手段、琵琶湖の水を止めるのはアリか」論争が起きた際、Twitterに次のように投稿した。

〈我が王国の皆さんは『びわ湖の水止めたろか!』などとは決して言いません! なぜなら、そんなことをしたら、この素晴らしい国宝や文化財を台無しにしてしまうことを知っているからです!」

 見事にこの論争にケリをつけたのである。さらには、琵琶湖の水質改善のためのロックフェスティバルまで主催している。やはり、二階堂が「止めるで琵琶湖」と蒸し返したことに激怒しているのか…。

 滋賀県民よ、嘆くことはない。「翔んで埼玉」には埼玉出身の高見沢俊彦と千葉出身のYOSHIKIが「サプライズ特別出演」している。

 なにより滋賀王国の主人、西川が徹底的に排除され、滋賀県民が嘆き悲しむ現状こそ「大阪、京都に虐げられ、苦難に満ちた滋賀県民を巻き込んだ、壮大な映画プロモーション」かもしれないのだ。