現在は路面処理などを実施中。

地権者と和解が成立


写真はイメージ。「波崎シーサイド道路」の一部は、地権者とのあいだでトラブルがあり、長年通行止めとなっていた(画像:写真AC)。

 茨城県神栖市内の太平洋沿いを縦断する市道1-9号線「波崎シーサイド道路」は、一部が私有地内を通過することから地権者とのあいだでトラブルが発生、長年 通行止めとなっていました。無理に通過しようとしたクルマに対し、地権者が通行料金を徴収するといった行為も見られ、直近ではその額は4万円だったそうです。

 2023年6月、神栖市の石田 進市長が「長年の懸案となっていた土地について地権者と和解が成立し、2023年に入り当該用地を取得した」と説明。7月10日(月)をめどに通行を再開すると表明しました。そして7月5日(水)、市は開通時刻を午前10時30分と発表しました。

 改めて場所を確認すると、そこは波崎RDFセンター付近から北に5kmほどの一部です。市と周辺の施設は迂回を呼び掛けており、「誤って進入してしまった場合は、罰金を徴収される恐れがあります」と注意喚起もしていました。なお開通時刻までは依然、通行止め措置が取られます。

 現在は路面処理などの復旧作業を実施中です。

【物々しい…】市が設けた関所のようなバリケード

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