国道1号ボトルネック「大井川」に新しい橋 「島田金谷バイパス」4車線化 2024年度開通へ順調進行中
「越すに越されぬ大井川」解消に期待がかかります。
来年度に周辺約4kmが4車線化開通予定
国土交通省 浜松河川国道事務所は2023年7月4日(木)、国道1号「島田金谷バイパス」4車線化事業のうち、大井川を渡る「新大井川橋」の完成式を7月29日に行うと発表しました。
渋滞がひどい向谷IC付近(画像:国土交通省)。
同バイパスは信号のない自動車専用バイパスですが、大井川周辺が狭くボトルネック渋滞が多発していました。4車線化により野田〜菊川の所要時間は最大7分短縮される見込みです。
事業の進捗ですが、まずことし3月に菊川ICがフルインター化。これにより、上下線から静岡空港へアクセスできるようになり、9割を超える自家用車での空港利用の利便性が高まりそうです。
現場の新大井川橋は、真っさらの橋桁が現道の真横に架かっている状況。これから舗装や安全設備の工事に入り、他の工区と合わせ大代〜旗指間の4.3kmは来年2024年度に開通の予定です。