秩父鉄道に初乗り入れへ 西武のレストラン列車 8月23日に「1日だけ」運行
秩父産の木材を使用したミニ木製銘版も貰えます!
「秩父満喫ハピネストレイン」として池袋〜長瀞間で運行
西武鉄道と秩父鉄道、西武トラベルは2023年7月3日(月)、西武線内で運行されている観光列車「西武 旅するレストラン『52席の至福』」を秩父鉄道に直通運転すると発表しました。同列車が他社線に直通運転するのは初となります。
「西武 旅するレストラン 52席の至福」(画像:西武鉄道)。
秩父鉄道への運転は、8月23日(水)の1日限定で、「秩父満喫ハピネストレイン」として池袋〜長瀞間を運行。車内では「限定の特製デザート」付きコースメニューが提供されます。
長瀞駅に到着した後は、貸切バスで「長瀞ラインくだり」や「寳登山神社」「長瀞トリックアート倶楽部」などを周遊し、西武秩父駅から特急列車で池袋駅に戻る行程となります。
当日は秩父産の木材を使用した「52席の至福」のミニ木製銘版など、オリジナルグッズが贈呈されます。
旅行代金は1人あたり50000円(税込)。7月3日から23日までWEBサイトで受け付けるとしています。
「西武 旅するレストラン『52席の至福』」は、4000系を改造した観光列車で、2016年4月から運行を開始。1編成しか存在しないレア車両となっています。通常は池袋〜西武秩父駅間、西武新宿〜西武秩父駅間、西武新宿〜本川越駅間などで、土休日を中心に運行されています。
車両の外装・内装デザインは建築家・隈研吾氏が担当。多目的車両や客席車両、キッチン車両で構成されています。
※一部修正しました(7月4日9時15分)。