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 ウクライナ代表戦による痛み分けと、そしてポーランド代表戦における敗戦を受け、これから9月までは代表戦のないドイツ代表としては、火曜夜に控えるコロンビア代表戦での重要度と重圧が増してきているところ。ただそんな中で行われた日曜日の練習では、ポーランド戦で先発出場するも精細を欠いたフロリアン・ヴィルツが、負荷調整で不在となったマーク=アンドレ・テル=シュテーゲンとは異なり、大腿の負傷のために不在となっていた。なおフリック代表監督は20歳の若武者がみせたパフォーマンスについて、「適応するのにある程度の時間は必要だよ。まったく違うチームなのだし、負傷による長期離脱もあったから少し不安に駆られた部分もあったかもしれない。夏に一息ついていい準備ができれば、また期待するレベルにまで上がってくるだろう」と期待感を示している。

インカピエ、エクアドル代表参加中に負傷

 その一方でピエロ・インカピエがエクアドル代表参加中に、中足骨を負傷したことが明らかとなった。これはサッカー協会より発表されたもので、第五中足骨の部分骨折のため数週間の離脱を余儀なくされるという。そのためおそらくはヨーロッパリーグ、ドイツ杯、そしてブンデスのオープニングマッチに間に合うことはないだろう。いずれにせよリーグ戦ではアミーヌ・アドリとともに出場停止のため2試合は欠場となる。ちなみに特に接触などなく負傷したとのことで、手術は回避して保存療法に臨む模様。

ロルフェスSD、シャビ・アロンソ監督の残留を強調

 昨年10月はじめに就任したばかりであり、しかも先日には自ら残留宣言も行なっていたシャビ・アロンソ監督なのだが、それでもこれまでビッグクラブにおいて監督の進退問題に陥った際、トッテナムでもチェルシーでも、そして今回はパリ・サンジェルマンでも、元スペイン代表MFの名前は絶えず浮上してきた。だがロルフェスSDは改めて、「私はシャビともクラブ内で話をしているが、彼は明確なスタンスをとっている」と強調。つまりは今は来季のチームづくりに勤しむ指揮官が今夏でのステップアップを視野にいれていないということであり、ただそれでも今後も引き続きシャビ・アロンソの名前が消えることはないだろう。