迂回路の途中に洞窟が?

圏央道=横浜湘南道路の橋梁架設工事で

 国土交通省 横浜国道事務所は2023年6月12日、圏央道の一部となる横浜湘南道路の橋桁を架設する工事のため、横浜市栄区の田谷交差点付近において夜間通行止めなどの交通規制を行うと発表しました。


栄JCTの建設状況。2023年2月。今回の橋桁架設は左奥の部分(画像:横浜国道事務所)。

 横浜湘南道路は、同じく圏央道の一部となる横浜環状南線(戸塚〜栄〜釜利谷)と、新湘南バイパスの藤沢ICとをつなぐ区間。両路線が接続する栄JCTが田谷地区で建設されています。今回の工事では、横浜湘南道路からJCTへ接続する手前、横浜の「環4」と通称される県道23号をまたぐ橋桁を架設します。

 これに伴い環4は、2023年7月2日(日)〜8月上旬のうち延べ13日間(予定)、午前0時から5時のあいだ一部夜間通行止めになるといいます。

 大型車は国道1号の原宿交差点から環4田谷交差点まで通行止め。普通車は原宿交差点から環4には進入できるものの、途中の品川団地入口交差点から田谷交差点までは通行止めとなるため、“田谷の洞窟”方面(市道406号)への迂回が呼びかけられています。

 今後も同様の架設工事が予定されており、8〜9月頃には市道406号を、10〜11月には環4と市道406号の双方を、それぞれ夜間通行止めにする予定だそうです。