宿泊施設がどんどん増えてます。

「大阪市北区堂島浜二丁目計画」が着工

 大阪の水運を支えた堂島浜地区に、分譲マンションとホテルで構成する超高層ビルが建設されます。三井不動産レジデンシャルと三井不動産、三井不動産ホテルマネジメントは2023年6月1日(木)、「(仮称)大阪市北区堂島浜二丁目計画」を着工したと発表しました。


京阪の車両(画像:写真AC)。

 この事業は、地上40階地下1階高さ約161メートルの超高層ビルなどを建設する大規模複合開発となります。超高層ビルには513戸の分譲マンションと220室のホテルなどが入る予定。建物の竣工は2027年春を予定しています。分譲マンションとホテルという組み合わせの大規模複合開発は比較的珍しく、三井不動産グループでも初のケースといいます。

 計画地は、京阪中之島線の渡辺橋駅から徒歩3分、 大阪メトロ四つ橋線の西梅田駅とJR 東西線の北新地駅から徒歩6分、大阪メトロ御堂筋線の淀屋橋駅やJR大阪駅からも徒歩10〜11分となっており、交通至便な場所となります。

 ちなみに、周辺でも分譲マンションとホテルの組み合わせとなる大規模複合開発「ONE DOJIMA PROJECT」の建設が進んでいます。この開発は大阪で初めて「宿泊施設の整備に着目した容積率緩和制度」が適用されており、大阪・関西万博が開催される2025年に向け、大阪の国際競争力強化に貢献するとしています。インバウンドを見据え、堂島エリアの宿泊施設整備が進んでいく見込みです。