「100キロ信号ナシ」実現まであと少し!

蒲郡バイパスと豊橋バイパスつなげるよ!

 国土交通省 名四国道事務所は2023年6月1日、国道23号「名豊道路」の全線開通に向けた工事のため、一部区間で通行止めを行うと発表しました。概要は次の通り。


蒲郡バイパス蒲郡ICランプ工事(画像:名四国道事務所)。

●「蒲郡バイパス」蒲郡IC〜蒲郡西IC、終日通行止め
・2023年9月1日(金)9時〜12月28日(木)17時頃予定
・沿道の切土工事(岩盤掘削)のため。

●「豊橋バイパス」前芝IC〜豊川為当IC、終日通行止め
・2023年11月13日(月)9時〜12月22日(金)17時頃予定
・橋梁架設工事のため。

「名豊道路」は豊橋と名古屋を結ぶ国道23号バイパス群の総称で、最後の未開通区間である蒲郡バイパスの豊川為当IC〜蒲郡IC間9.1kmについて、2024年度の開通を目標に工事が進められています。今回の長期通行止めを伴う工事は、「開通に向けて、既に開通している区間と新たに開通する区間の接続工事」とのこと。

 今回の区間が開通すれば、浜松市から名豊道路を経て、それに続く名四バイパスの名古屋市内まで、約100kmにわたって立体交差化された信号のない一般道が形成されます。これにより、愛知県豊田市の自動車組立工場と、拠点港である三河港とのあいだで名豊道路を通じて行われる1日400便の完成車輸送は、1往復が40分短縮され、回数の更なる増加が可能になるそうです。

 なお、通行止め期間中、大型車については国道248号が接続する蒲郡バイパスの幸田芦谷ICを通じた迂回が呼びかけらています。