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 カリム・ベララビが12年間過ごしたバイヤー・レヴァークーゼンを、この夏をもって退団することが明らかとなった。「僕にとって本当に信じられないような時間だったよ。このクラブで素晴らしい経験をすることができたし、素晴らしい試合を体感することができた。」とクラブ公式にて語ったベテランウィンガーは、「レヴァークーゼンは僕の心の中でとても近い存在となっていたから、本当に考え抜いた末に出された結論ではあるのだけれど、それでもとても心の痛みを伴うものでもある」と吐露。33歳の元ドイツ代表との契約はこの夏までとなっており、満了によりフリーで退団することになる。

 果たして次の挑戦の場はどこになるのか?「それは今のところは、まだ決まっていないんだ」と同選手はコメント。いまは筋損傷からの回復を目指しているところであり、それと同時にこれからシーズンの締めくくりを迎えるチームメイトらを応援していきたいと考えておる。特にレヴァークーゼンではチャンピオンオンズリーグ準決勝セカンドレグ、ASローマ戦が控えておりもしも決勝進出を果たし、月末の決勝でも勝利をおさめられれば、「このクラブでの有終の美としてこの上ないものとなるんだ」とベララビは語った。なお新天地としてはドイツ国内のみならず、興味深いオファーがあれば海外移籍も辞さないという。

 ベルリンに生まれ、ドイツ代表として11試合に出場し1得点をマークしているベララビは、これまでブンデスリーガ通算241試合に出場(レヴァークーゼンにて215試合、ブラウンシュヴァイクにて26試合)した経験を持ち、またレヴァークーゼンでは公式戦通算290試合に出場して57得点をマークしてきた功労者を、かつて同僚としても共に戦ったロルフェスSDは「長年に渡りブンデスのトッププレーヤーの1人としてプレーし、その過程でこのクラブの中心選手となっていた。彼とのプレーは私自身にとっても喜びであり、彼のランニングや危険なシュートテクニックは相手の脅威となるものだったよ。長年貢献してくれた彼の今後の多幸を切に願っている」とエールをおくっている。

#DankeKarim

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- Bayer 04 Leverkusen (@bayer04fussball) May 16, 2023