ライン・マインダービー:マインツは中盤、フランクフルトは3バックの対応に注目
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1.FSVマインツの主将シルヴァン・ヴィドマーは、第30節VfLヴォルフスブルク戦にて負傷、それ以前にも痛めていた左足首の回復をはかるため、予定されていたよりも早く手術を受けたことが明らかとなった。「手術はうまくいったよ。リハビリを開始できる」と自身のインスタグラムにて投稿。6月のスイス代表参加は見送り、来季にむけた夏季準備期間での復帰を目指すことになる。
なお前節シャルケ戦ではダニー・ダ・コスタが代役を務めているが、ただ試合途中で4バックへと変更するのに伴いダ・コスタも交代。そのため今回のフランクフルト戦で、スウェンソン監督がどのような対応を見せるかはわからない。確かに最近3試合では3バックを採用してはいるものの、ダ・コスタと同様に古巣戦となるドミニク・コールがレアンドロ・バレイロと共に出場停止にあることからも、今回のフランクフルト戦では4バックの可能性はむしろ高そうだ。
ボランチ2選手欠場、中盤の選択肢は?
つまり少なくとも中盤では、アントン・シュタッハがいずれにしても起用されるということ。「ダブルボランチでもワンボランチでもプレーしている」と笑顔で指揮官は説明。仮に2人を配置するならばエジミウソン。フェルナンデス、また攻撃的選択肢ではあるがイ・ジェソン、フランクフルトにかつて在籍したもう一人の選手アイメン・バルコク、サイドバックながらアントニー・カシらもオプションとなることだろう。
フランクフルトはセンターバックの対応に追われる
一方でアイントラハト・フランクフルトでは守備陣での対応に追われることになる。3バックのうちの1人、アルマミー・トゥータに関しては「かなりいい感じだが、まだ(負傷していた)肩に少し違和感があるようで、最終調整で判断する」とグラスナー監督はコメント。特に196cmと高身長のアジョルケをターゲットプレーヤーに、マインツが空中戦を仕掛けてくる中で肩の接触は避けられないはずだ。また長谷部誠についても身長で頭1つ分の差という問題もある。イヴァン・ヌディカも高身長とはいえそれでも4cm足りない。先を読んだポゼッションもこの試合のキーポイントだ。
【フランクフルトの先発予想】Trapp - Tuta, Hasebe, Ndicka - Buta, Kamada, Sow, C. Lenz - Lindström, M. Götze - Kolo Muani
【マインツの先発予想】Zentner - Hanche-Olsen, Bell, Fernandes - da Costa, Stach, Caci, Aaron - Onisiwo, J.-S. Lee - Ajorque