アメリカで大ヒットを記録している「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」がいよいよ2023年4月28日(金)から日本でも劇場公開となります。日本では字幕版と日本語吹替版が用意されていますが、今度は海外でも日本語吹替版が公開されることが決まりました。

Japanese-language Super Mario Bros. Movie screenings are on the way - The Verge

https://www.theverge.com/2023/4/26/23699024/super-mario-bros-movie-japanese-dub-screening



ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーは日本では4月28日公開予定ですが、北米を含む一部の国と地域では4月5日に公開されており、公開2週目の時点で全世界の累計興行収入が6億9310万ドル(約930億円)に到達する大ヒットとなっています。

「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の累計興行収入が930億円を突破、全世界で好調で興収10億ドル超えの2023年最大のヒットになる可能性 - GIGAZINE



そんなザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーの英語版Twitterアカウントが、「スーパーニュース!4月28日(金)から一部の上映で、期間限定でザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーの日本語版がお楽しみいただけます」と、日本での公開タイミングに合わせて日本語吹替版をアメリカの一部映画館で期間限定公開することを発表しました。



日本語版のザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーが上映されるのは、ホノルル・ロサンゼルス・シアトル・トロント・ニューヨーク・サンフランシスコ・バンクーバーの7都市にある計10個の映画館。

日本語吹替版はマリオ役が宮野真守、ルイージ役が畠中祐、ピーチ姫役が志田有彩、キノピオ役が関智一、クッパ役が三宅健太、ドンキーコング役が武田幸史と、実力派キャストぞろい。

日本語版の最終トレーラーは以下から視聴できます。

『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』最終トレーラー(吹替版) - YouTube

海外メディアのThe Vergeは「英語版のキャストはマリオのキャラクターに命を吹き込むべく十分な仕事をこなしてくれていますが、ゲームのキャラクターとは明らかに異なっています。例えば、アニャ・テイラー=ジョイは明らかにいつもの話し声のままピーチ姫を演じているように聞こえます。日本語版でもそういった違和感がないとは言えないかもしれませんが、英語ではないのでアメリカ人の観客にとっては違和感が少ないものになる可能性があります」と指摘しており、海外でも原作のキャラクターと映画のキャラクターの声のイメージが合わないという問題はある模様。ちなみに、ピーチ姫役を担当する志田有彩は、映画「ニュー・ミュータント」や「スプリット」でアニャ・テイラー=ジョイの吹替を担当しています。

なお、映画の公開が待てないという人は、ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーの第1弾・第2弾・最終トレーラーや、ネコマリオ動画にマリオラップ動画などもGIGAZINEで記事化しているのでチェックしてみてください。

映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の最終トレーラーが公開 - GIGAZINE