米外為市場サマリー:米景気懸念で一時133円30銭台に軟化

写真拡大

 25日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=133円76銭前後と前日に比べ50銭弱のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=146円78銭前後と同1円50銭程度のユーロ安・円高だった。
 
 この日に米調査会社コンファレンス・ボードが発表した4月の消費者信頼感指数が前月の改定値から2.7ポイント低下の101.3となったほか、4月のリッチモンド連銀製造業指数が前回のマイナス5からマイナス10に悪化したことを受け、米景気を懸念したドル売り・円買いが優勢だった。米地銀の経営を巡る不透明感などを背景にNYダウなど米主要株価指数が下落したこともドルの重荷となり、ドル円相場は一時133円37銭まで軟化した。一方、足もとで上昇が目立っていたユーロは、欧州債利回りが低下したことなどが影響するかたちで軟化した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0973ドル前後と前日に比べて0.0070ドル強のユーロ安・ドル高だった。



出所:MINKABU PRESS