コムシスホールディングス<1721.T>が朝高後値を消す。24日の取引終了後、集計中の23年3月期連結業績について、売上高が5800億円から5630億円(前の期比4.4%減)へ、営業利益が380億円から320億円(同25.5%減)へ、純利益が260億円から190億円(同34.9%減)へ下振れて着地したようだと発表したことが売り材料視されている。

 モバイル関連工事の減少に加えて、ITソリューション・社会システムの成長分野における発注者の計画見直しによる受注遅れや、工事資材などの納入遅延による工事進捗の遅れなどが影響した。また、工期延伸によるコスト増や想定を上回る資材価格高騰のほか、大型プロジェクトにおいて一過性の損失を計上したことも響いた。

出所:MINKABU PRESS