ウクライナ国防大臣“夢がかなった” 対空ミサイル「パトリオット」到着・運用開始へ
航空自衛隊では「ペトリオット」と呼んでます。
国防大臣待望の兵器がウクライナの地へ
ウクライナのオレクシー・レズニコウ国防大臣は2023年4月19日、自身の公式ツイッターで地対空ミサイルシステム「パトリオット」が同日付でウクライナに到着したことを明らかにしました。
地対空ミサイルシステム「パトリオット」の発射機(オレクシー・レズニコウ国防大臣のTwitter〈@oleksiireznikov〉より引用)。
ウクライナに「パトリオット」を供与したのは、アメリカ、ドイツ、オランダの3か国です。
レズニコウ大臣によると、この兵器はロシア侵攻が始まる前、2021年8月に訪米した際にアメリカ側へ要望したのが端緒だとか。ただ、当時は「不可能だ」と断られたそうで、その後も何度か断られたものの、このたび遂に“夢がかなった”と述べています。
「パトリオット」の到着により、ウクライナの空はより安全になったとしており、レズニコウ国防大臣は、アメリカのオースティン国防長官をはじめとして、米独蘭3国の人々に感謝する文言とともに、「ともに(ロシアに対し)勝ちましょう」とも記していました。