まさかのジェットエンジン搭載で爆速巡航! 超斬新な「空飛ぶクルマ」案、形もスペックもスゴイ
エンジン、まさかのロールスロイス。
時速750Km/h
ローマ、イタリアに本拠を構えるデザイン会社「ラザリーニ デザイン」が、公式YouTubeなどに、垂直離着陸ができ少人数を乗せて飛ぶ次世代モビリティ「空飛ぶクルマ」の新たな設計案「The Air Car」を公開しています。最大の特徴は、ロールスロイス製のジェットエンジンを搭載しているということです。
ラザリーニ デザインの「The Air Car」(画像:Lazzarini Design公式You Tubeより)。
「The Air Car」は操縦士含め4人が搭乗でき、最高の巡航速度は750Km/hにものぼると公開されています。全長は約6mで、先端の尖ったスポーツカーのような胴体の四隅に、ジェットエンジンが計4発搭載されています。これらのエンジンを傾斜・回転させることにより、高度や方向などをコントロールするとのことです。胴体素材には、超軽量のカーボンが用いられます。
現在世界では「空飛ぶクルマ」の開発競争が激化していますが、それらはプロペラ駆動のものが一般的。「The Air Car」はそのような意味で、異色のコンセプトを持つ機体となります。なお、現在同機はあくまで設計案という形で、実用化のめどなどは発表されていない模様です。