4列やだ? いや4列がいいです!

東京〜大阪から投入 改良「リラックス」

 ウィラーは2023年4月17日(月)、同社史上「最高の快適性を実現した新たな4列シート」を開発、東京〜大阪間の夜行便にて4月28日(金)から運行を開始すると発表しました。


ウィラーエクスプレスに導入される新4列シート。カノピーを下ろした状態(画像:ウィラー)。

 同社の4列シート「リラックス」は、座席ごとにベビーカーの幌のような機構「カノピー」を設け、寝顔を隠せることが特徴でしたが、これを大幅に改良するものだといいます。

・カノピー内の空間を従来の約1.5倍に。裏地には防音性の高いポリエステルを採用することで周囲のノイズを軽減。

・隣り合う2席の間のパーテーションを可動式に変更。1名利用時で隣に人が座っている時は、パーテーションを上げてプライベート感を確保し、友人やカップルで隣席を利用する時は、パーテーションを下げて空間を共有するなど、シーンに合わせて最適な空間を作れる。

・カノピー内にスマホホルダーを設置。移動時間を活用してスマートフォンで動画視聴等を楽しむ際に、長時間、手で持ち続けるのは大変。カノピー内にスマホホルダーを設置。

・車内に睡眠を邪魔しない青色の間接照明を採用。消灯した車内では他の人のスマホの光が気になったり、暗くて不安だったり、逆に車内の照明がついていると、照明の光が睡眠の邪魔をするケースがある。そこで眠りの邪魔にならず、スマホの光も気にならない青色の間接照明を点灯する(完全消灯はしない)。

 価格は東京〜大阪間で6000円から(基本運賃の最低価格。日により変動)。路線は順次拡大していくそうです。

 なお、販売開始を記念したTwitterのアンケートキャンペーンで、当シートの名称を募集。採用されると感謝状とプラチナ割引チケットをプレゼントするということです。