外国人観光客で混雑していた「ひかり」の混雑緩和なるか？

2023年10月頃を目途に商品内容を拡充。価格も改定

　JRグループは2023年4月14日（金）、訪日観光客を対象に販売している「ジャパン・レール・パス」について、2023年10月頃をめどに商品内容を拡充し、価格も改定すると発表しました。


東海道新幹線（画像：写真AC）。

　外国人のみ購入できる「ジャパン・レール・パス」は、JR各社の鉄道や路線バス、宮島フェリーなどが乗り降り自由となり、新幹線・特急列車も利用できます。ただ、新幹線「のぞみ」や「みずほ」は乗車できず、「ひかり」が外国人観光客で混雑する傾向が続いていました。
　
　今回の商品拡充では、乗車前に専用のきっぷを追加で購入することで、「のぞみ」や「みずほ」が利用できるようになります。このきっぷの詳細は別途発表するとしています。
　
　商品拡充に伴い、価格も改定。例えば、大人向け7日間のきっぷは、JR指定販売店・代理店から購入した場合は2万9650円、専用サイトから購入した場合が3万3610円でしたが、改定後は5万円となります。