千葉駅や八幡宿駅、五井駅、姉ヶ崎駅発着路線が対象です。

路線バスを段階的に減便。高速バスで一部運休や路線統合も

 小湊鉄道バスは2023年4月3日(月)、乗務員不足により路線バスを減便すると発表しました。首都圏でもいよいよ顕在化してきた「バス運転手不足」。今後も同様の動きが相次ぐのでしょうか。


小湊鉄道バス(画像:写真AC)。

 減便・運休の対象となる路線バスは、千葉駅や八幡宿駅、五井駅、姉ヶ崎駅などを発着する15路線。減便の規模はかなり大規模で、運行本数が半減する路線もあります。既に4月1日から開始されており、今後も4月16日、5月1日から段階的に減便が実施されます。減便の期間について同社では「当面の間」としています。
 
 小湊鉄道バスは高速バスについても、同様の理由で一部運休や路線統合などを実施しています。同社は千葉県南東部と東京・横浜を東京湾アクアライン経由で最短距離で直結する高速バス路線を多数運行しており、定期券の設定がある路線もあります。平日のみの運行となっている路線もあり、今後の動向が注目されます。

 首都圏では、ジェイアールバス関東も乗務員不足により、東京駅〜富里・多古線と東京駅〜いわき線で一部便を運休するとしています。