北九州の「山手通り」4車線化完了 国道3号の並行路 「黒崎バイパス」接続後に大化け?
今後、一気に重要度が増しそうな道路です。
黒崎市街の国道3号並行路「山手通り」4車線化
北九州市が八幡西区で整備を進めていた都市計画道路「中央町穴生線」の4車線化が完了します。2023年4月19日(水)に上り線が、20日(木)に下り線が開通します。
4車線化される北九州市の中央町穴生線、通称山手通り(画像:Google)。
中央町穴生線は、黒崎駅前を通る国道3号の南側に並行する東西道路で、「山手通り」の愛称があります。今回4車線化されるのは、黒崎市街の東王子町交差点から鷹の巣一丁目交差点までの1.1km。これにより中央町穴生線は、黒崎駅前に通じる岸の浦二丁目交差点から、筑豊電鉄の穴生電停前まで2kmが4車線となります。穴生電停から西は、そのまま水巻町方面へと通じています。
今回の4車線化区間は今後、より交通量が増すと考えられます。というのも、国道3号からJR線を挟んで北側に並行する国道3号「黒崎バイパス」の黒崎西ランプが建設中で、これがほぼ、山手通り直結となるからです。
黒崎西ランプは黒崎バイパスからJR線、筑豊電鉄、国道3号をまたいで国道200号に接続し、山手通りと交わる東曲里町交差点へ通じています。2021年から、筑豊電鉄の西黒崎電停が黒崎西ランプ建設工事のため4年程度の予定で休止となっていますが、これが再開される頃には全容が見えていることでしょう。