ポーランド「MiG-29追加で送る!」ウクライナへ供与決定 F-16は“ちょっと待って”? ロシアは痛烈批判
F-16はまだ難しいとのこと。
ウクラナイの航空戦力がさらに増強
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は現地時間の2023年4月6日、ポーランドを訪問し、同国のアンジェイ・ドゥダ大統領らと会談しました。
ポーランド空軍のMiG-29(画像:ポーランド空軍)
会談では、クラブ自走砲とロソマック装甲兵員輸送車のウクライナへの供与に加え、MiG-29戦闘機14機の追加供与も確認されました。具体的な供与時期に関しては、8機を先行させ数日中に引き渡し、残りの6機に関しても準備が整い次第送る予定であるとウクライナメディアでは報じられています。
また、ウクライナはポーランドほか北大西洋条約機構(NATO)加盟国に、アメリカ製のF-16戦闘機の供与も呼びかけていますが、ポーランド当局は情勢に鑑みて、すぐに供与の決定は下せないという考えのようです。
なお今回、ゼレンスキー大統領のポーランド訪問や、2月の欧州訪問によるNATO諸国の兵器・武器供与に関して、ロシア当局やロシアメディアは猛烈に批判。ウクライナへの武器供与や援助に反対する一般のツイッター投稿を引用し、西側諸国の人々がゼレンスキー大統領の傲慢な態度に激怒した、という報じ方をしているメディアもあります。