普段は乗降不可の「幻の駅」に発着「秋田港クルーズ列車」運転へ 駅名標も駅舎もあります
クルーズ船の乗船者専用だそう。
2023年度の「秋田港クルーズ列車」の運行予定が発表
JR東日本秋田支社は2023年3月31日(金)、クルーズ船秋田駅寄港に合わせて運行される臨時列車「秋田港クルーズ列車」の2023年度の運行予定を発表しました。
GV-E400系(画像:写真AC)。
「秋田港クルーズ列車」は秋田駅を発着し、土崎駅から奥羽線の貨物支線を経由して秋田港駅までを結びます。秋田港駅は普段は列車が発着しない「幻の駅」で、クルーズ船が秋田港に寄港した時だけ営業します。駅舎や駅名標も整備されています。
2023年度は4月24日、4月26日、5月10日、5月19日、7月12日、8月1日、8月4日、8月6日、8月28日、9月6日、10月20日、10月29日に運行される予定です。いずれもクルーズ船の利用者のみが乗車できます。
4月24日は秋田港発秋田行きが3本、秋田発秋田港行きが2本、4月26日は秋田港発秋田行きが2本、秋田発秋田港行きが2本運行される予定になっています。
この貨物支線では2017 年から、クルーズ船客を対象にした専用列車が不定期に運転されています。かつてはキハ40系を改造した「あきたクルーズ号」も運行していましたが、コロナ禍による運行休止中に廃車を迎えました。現在は、普通列車に使用されるGV-E400 系気動車が運転を担っています。