フリゲートなど従え計3隻を確認。

中国初の国産空母


中国海軍の空母「山東」(画像:大連船舶重工集団)。

 防衛省・統合幕僚監部は2023年4月6日(木)、沖縄県波照間島の南約300kmの海域において昨日5日(水)18時ごろ、同海域を東進する中国海軍のクズネツォフ級空母「山東」1隻、ジャンカイII級フリゲート1隻、フユ級高速戦闘支援艦1隻の計3隻を確認したと発表しました。

 防衛省によれば、空母「山東」による太平洋上の航行を確認したのは、今回が初めてとのこと。中国海軍艦艇の動向に対し海上自衛隊は、長崎県の佐世保基地に所属する護衛艦「さわぎり」によって、情報収集や警戒監視を行ったとしています。

「山東」は中国で2隻目の空母であるとともに、同国初の国産空母でもあります。