開業までもうあっという間です!

カウントダウン表示は「あと約12ヶ月」


北陸新幹線の車両(画像:写真AC)。

 北陸新幹線の金沢〜敦賀間の延伸開業まで約1年となったことを記念し、2023年3月27日(月)、延伸区間に新設される小松駅ではカウントダウンイベントが行われました。

 敦賀への延伸開業予定は2024年春。工事を担当する鉄道・運輸機構(JRTT)によると、工事は順調に進んでいる状況です。新規開業する駅はおおよその外構も完成し、終点である敦賀駅も2月に足場が取り払れ、全景を見ることができるようになっています。

 式典ではカウントダウンボードの除幕式が行われ、正式な開業日が未定であることから「約12ヶ月」という表示が点灯されました。サンリオのキャラクターも登場し、ご当地キャラクターとともにダンスを披露していました。

 同様のイベントは、金沢市や福井市ほか、沿線各地で3月の土日に開催されました。福井市のフェニックスプラザで5日に行われたイベントでは、プラレールで東京から福井、大阪までのルートを再現した展示もあり、都心直結の高速鉄道がやってくることへの期待をにじませていました。

 武雄温泉から長崎まで先行開業した西九州新幹線の場合、9月末の開業にあわせて5月から試験走行が始まっています。北陸新幹線の場合も、今年夏〜秋にかけて鉄道設備がほぼすべて完成する段階に入っていく見込みです。