初の「中国産エアバスA321neo」、中国の航空会社に納入される 天津で最終組立
ここでは、これまで600機以上を作ってきましたが…。
2008年開設
2008年に天津に開設されたヨーロッパの航空機メーカー、エアバスの中国工場。ここで組み立てが行われた初めての「A321neo」旅客機が、中国の吉祥航空へ引き渡されました。
天津航空向けの中国・天津工場製「A321neo」(画像:エアバス)。
A321neoは、同社のベストセラーシリーズである「A320ファミリー」の胴体延長型最新サブタイプ。最大244名の客席数をもち、最長で8700kmの航続距離をもつとしています。日本でもA321neoは、ANA(全日空)が導入していることで知られています。
今回引き渡された、天津航空向けのA321neoはビジネス8席、エコノミー199席の207席をもつ仕様とのことです。
エアバスの天津工場は、ヨーロッパ以外では初のエアバス民間航空機組立ラインとのことで、これまで600機以上のエアバス機の最終組立を担当したとしています。