1年ぶりの復活です。

4月15日にダイヤ改正


西武鉄道から移籍した富山地方鉄道16010系(画像:写真AC)。

 富山地方鉄道は2023年3月27日(月)、特急列車を1年ぶりに復活させると発表しました。4月15日(土)のダイヤ改正から運行となります。

 特急列車は昨年4月のダイヤ改正で消滅していましたが、ふたたび運行されるようになります。運行区間は以下のとおり。
・電鉄富山〜寺田〜立山(平日・土休日、1往復)
・宇奈月温泉〜寺田〜立山(土休日のみ、片道)
・宇奈月温泉〜電鉄黒部(平日1往復、土休日2.5往復)

 富山地鉄が所有する特急列車は、元京阪3000系の「ダブルデッカーエキスプレス」用10030形と、元西武5000系「レッドアロー」である「アルプスエキスプレス」用16010形、2022年2月に新導入された元西武10000系「ニューレッドアロー号」です。「ニューレッドアロー号」はこれまで普通列車で運用されていましたが、いよいよ特急列車としての運行が期待されます。

 そのほか今回の改正では、日中の電鉄富山〜寺田間でおおむね20分間隔のパターンダイヤとなるほか、北陸新幹線の東京→富山の最終列車が上市行きに接続できるようになります。また、急行停車駅に西滑川と新宮川が追加されます。