伊勢原〜宮ヶ瀬ダムの最短距離が快適になります。

清川村の住宅密集地をバイパス


清川村の狭隘な道路を通行するバス車両(画像:神奈川県)。

 神奈川県清川村で整備が進められている県道・伊勢原津久井線の「古在家バイパス」について、北側の事業区間800mが、2023年3月31日(金)15時に開通を迎えます。

 この県道は、伊勢原市内から宮ケ瀬ダムへまっすぐ北上し、相模原市の旧津久井町へむすぶ道路。国道412号と並んでレジャー利用のアクセスが多く、宮ケ瀬ダムへ直結することから大型バスの通行もあり安全対策が課題となっていました。

 今回の開通区間は清川村中心部の北側で、狭隘で家屋が密集する部分を西側へバイパスします。2010(平成22)年に工事着手し、橋梁仮設や法面工事が進められていました。埋蔵文化財の追加調査などで2年遅れたこの事業は、いよいよ1期区間が完了します。