米英独の第一線級兵器がズラリ。

ドイツ国防省も「レオパルト2」戦車供与と発表

 ウクライナ国防省は2023年3月28日、西側各国から新たな戦闘車両が供与されたとして、それら車種が一堂に会した画像を公開しました。

 説明によると、イギリスの「チャレンジャー2」戦車、アメリカの「ストライカー」8輪装甲車、「クーガー」耐地雷装甲車、そしてドイツの「マルダー」歩兵戦闘車の4車種がウクライナに供与された新たな戦闘車両とのこと。これらがウクライナと供与国、双方の国旗を掲げて写真に収まっています。


ウクライナに供与された各国の主要兵器、向かって左からアメリカの「クーガー」耐地雷装甲車、「ストライカー」8輪装甲車、イギリスの「チャレンジャー2」戦車、ドイツの「マルダー」歩兵戦闘車、いちばん右はウクライナ空中機動軍の装輪装甲車(画像:ウクライナ国防省)。

 ウクライナ国防省のトップを務めるオレクシー・レズニコウ大臣は今回の西側主要国の兵器供与に関して次のように述べています。

「1年前には、パートナーのサポートがこれほど強力になるとは誰も思っていなかったでしょう。(中略)この1年の間にすべてが変わりました。ウクライナは世界を変えました。ウクライナ国民の回復力と我が軍のスキルは、自国の勝利を確信させるものです」

 なお、同じ日にはドイツ連邦国防省も「レオパルト2A6」戦車18両をウクライナに引き渡したと発表しています。

※一部修正しました(3月28日、15時15分)。