大人も注目する「スーパー戦隊」（画像はイメージ）

写真拡大

【いま注目のトレンドワード・228】 2019年から毎年3月に新シリーズに切り替わっている「スーパー戦隊」シリーズ。12月21日に次の戦隊ヒーローの詳細が発表され、早くも“ニチアサ民”を中心にさまざまな憶測が飛び交っているようだ。現シリーズはヒーロー数人の変身後が実写でなく“CG”という斬新さで話題を呼んだが、次は一体どんなヒーローになるのだろうか。

●次の戦隊は「王様」×「昆虫」！



　発表された新戦隊のタイトルは「王様戦隊 キングオージャー」。王様、キング、オー（王）とこれでもかと「王」を推してくるタイトル通り、どうやら戦隊5人は全員王様らしい。そこへ「昆虫ロボ」がプラスされるとのことで、「またとんでもない作品になりそうだな」とTwitterでは期待の声があがっている。

　ここで気になるのが「“また”とんでもない作品に〜」と言われているところだろう。それというのも、現ヒーローの「暴太郎戦隊 ドンブラザーズ」は放送される度に「狂気の塊www」「毎回狂気すぎて癖になってきた」とタイムラインを賑わせている、ある意味問題作。さらに前ヒーロー「機界戦隊 ゼンカイジャー」は「鳥人戦隊 ジェットマン」（1991年放送）の最終回パロディーで、視聴している子どもたちを置いてけぼりにするという伝説を残した戦隊である。こうも癖の強い戦隊が続くと流石に次はまともなのが来るかと思うが、どうやら杞憂に終わりそうだ。

　ちなみに昆虫モチーフということで「重甲 ビーファイター」や「甲虫王者 ムシキング」を連想する人も多いようで、ふたつの作品名も一時トレンドに上がる事態に。現代の“ニチアサ”好きから懐かしのヒーローフリークまで多くの人に注目される「王様戦隊 キングオージャー」。放送開始の3月が待ち遠しい。（フリーライター・井原亘）

「キングオージャー」だけじゃない！ 是非チェックしたいその他トレンドワード

・麦わら帽子

・立ちくらみ

・刀ピーoverdose

・金の佐久間

井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている