大宮、3年間コーチを務めた北嶋秀朗HCが退任「J1へ復帰できることを心から祈っています」

写真拡大

大宮アルディージャは28日、北嶋秀朗ヘッドコーチ(44)の退任を発表した。

北嶋氏は現役時代には柏レイソルや清水エスパルス、ロアッソ熊本でプレー。引退後は、熊本で指導者となると、アルビレックス新潟でも指導。2020年から大宮のコーチに就任した。

2021年6月からはヘッドコーチに役職が変わっていたが、在籍した3シーズンではチームが低迷。3人の監督の下で指導をし、この2シーズンはJ2で残留争いをする苦しい展開となっていた。

北嶋ヘッドコーチはクラブを通じてコメントしている。

「大宮を離れる決断をしました。 3年間お世話になったすべての皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。この3年間プロフェッショナルな人たちに囲まれ仕事をこなすことができたことは刺激的でした」

「主務の袴田さんは多くのことにいち早く気づき、先回りをして僕らを助けてくれました。すべての出来事が滞りなく進むように工夫をしてくれたおかげで、様々な問題をクリアしてくれました」

「フィジオセラピストの宮間さんは選手の現状をわかりやすく説明してくれ、いま必要なことと、これから必要になり得ることを明確に伝えてくれることで多くの怪我を未然に防ぐことができ、また怪我をしても早く復帰ができるプランニングを明確に示してくれました。気の良い選手たちにも助けられました。困難なことが多かったなかでも常にトライをし続け、一緒に闘ってくれた選手たちには感謝しかありません」

「心残りがあるとすれば、結果を残すことができなかったことです。サポーターの皆さんには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。しかし、チームが苦しいときのサポーターの皆さんの振る舞いはいつも正しく、とても勇気づけられ、僕らにとって誇らしいものでした」

「今後もクラブと選手を支えていただけたらありがたいです。自分は大宮を去りますが、今後も大宮を応援しています。J1へ復帰できることを心から祈っています。3年間本当にありがとうございました」

なお、北嶋氏はJFLのクリアソン新宿のヘッドコーチに就任することが発表されている。

サッカーの神様「ジーコ」が
本格サッカーシミュレーション「サカつくRTW」についに登場!
>詳しくはこちら