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 土曜日に行われる1.FSVマインツ05戦に向けた、バイエルン・ミュンヘンのプレスカンファレンスでの話題は、再びトーマス・ミュラーに関するものとなっていた。ユリアン・ナーゲルスマン監督は、「彼は再び股関節、骨盤の部分に炎症を抱えている」と説明。「プレーすることはできないだろうし、おそらく火曜日も無理だろうね」と言葉を続けた。

 さらに「現状を見る限りはね。おそらく1週間は休ませることになるだろう。それから来週末に十分か見極めていく」と述べつつも、ただ組織的な損傷ではないことも併せて強調しており、来月に控えるワールドカップの出場を危ぶむようなものでもないという。

 「ただそれは私にとっての今の最大の懸案事項ではない。今は我々としては自分たちのことで手一杯だよ。ワールドカップを迎えるのは、まずブンデスリーガが終わってからの話だ。」それでマインツ、インテル、ヘルタ、ブレーメン、シャルケとの試合が残されている。

 ミュラーと同様に「引き続き休養をとる」のが、マヌエル・ノイアーだ。「もう少し時間がかかる」と明かし、今の目標はヘルタ・ベルリン戦としつつ急かすようなことは決してせず、「様子を見極めていかなくてはならない」との考えを示した。実際にノイアーについては木曜日の練習や、ウェイトトレーニングで好印象を与えているとのこと。

 加えてドイツ代表選手としては、リロイ・サネについてはインテル戦での復帰が見込まれているが「まだ特に何もないよ」と指揮官は強調。それでもせめてその後のブンデスリーガでの出場への見通しが立つならば、ハンジ・フリック代表監督の不安も薄らいでいくはずだ。