ローランド株式会社は、「ローランド創業50年記念コンセプト・モデル」を紹介する特設Webサイトを公開した。あくまでもコンセプト・モデルで、現在のところ販売の予定はないが、非常に見応えのあるデザイン。各モデルを紹介するページでは、これまでの同社製品の歴史や開発ストーリーも掲載されている。ローランド株式会社は、1972年に創業。それぞれの時代で最新の電子技術を駆使し、さまざまな電子楽器を生み出してきた。特に電子ドラム/電子ピアノ/シンセサイザーは、同社の事業の軸となるカテゴリーへと成長。今回のコンセプト・モデルでは、この3つのジャンルについて、未来の楽器や音楽をイメージしてデザインしたものが製作されている。電子ドラム「D-FLUX」は、1985年の「αドラム」から着想を得て、Deltaの“D”を冠したコンセプトモデル。「αドラム」のイメージを引き継ぐメッシュ・パッドが新たに設計され、1つのパッドに複数の音色を割り当てられる。バス・ドラムには独創的な「ベルト・キック」を採用。この「D-FLUX」は、ローランド・ストアやイベントなどで、世界各地にて展示・演奏が予定されている。電子ピアノのコンセプトモデルは、同社の主要な歴代ピアノの音色に加え、最新の音色も搭載。2015年に「KIYOLA」を共同開発した家具ブランドのカリモク社と再びタッグを組み、過去と未来を融合するイメージで、一体成型の木製ボディが開発された。「創業50年記念コンセプト・モデル・ピアノ」は、10月21日(金)から開催されるオンライン・フェス「Roland/BOSS Players Summit 2022」で、プロのアーティストによる演奏を楽しめる。シンセサイザーのコンセプト・モデルとして紹介されているのは、2022年5月に発表された「JUPITER-X 50th Anniversary Model」。ブラックの鍵盤にゴールドのアクセントを加え、精悍なデザインに仕上げられている。「D-FLUX」「D-FLUX」の独創的な設計の「ベルト・キック」「創業50年記念コンセプト・モデル・ピアノ」「JUPITER-X 50th Anniversary Model」ローランド株式会社
URL:https://www.roland.com/jp/
2022/10/20