ヤマハ、ユーザー自身が組み立てられる簡易的な防音室「SBA05」を1月発売

2022年10月19日 11時15分

ユーザー組立型簡易防音室「SBA05」ヤマハ株式会社は、新たな防音室ブランド「DIY.M（ダイム）」の展開を開始する。ユーザー自身による組み立てが実現されていることが特徴。そのブランドの新製品として、2023年1月に防音室「SBA05」とオプションの吸音パネル「OWP2A」が発売される。「DIY.M」は、1989年発売のヤマハ防音室のブランド「AVITECS」で培われたパネル工法の技術を基に、組立工程の簡略化と部材の軽量化を経て誕生した。それぞれのユーザーが自ら組み立てることができ、従来の防音室と比べて購入しやすい価格を実現。「SBA05」はコンパクトな0.5畳サイズで、主にフルートやクラリネットの演奏者の使用を想定している。「SBA05」は9枚のパネルで構成され、パネルは合計5つの梱包箱で配送される。箱を順番に開梱して組み立てていき、組み立て時間の目安は大人2人で約90分。組み立ての際にはプラスドライバーなど工具を使った作業や踏み台を使った高所での作業が伴うため、別料金で配送業者による組み立てサービスも準備されている。「SBA05」の外寸は918（幅）×2,040（高さ）×970（奥行）mm、内寸は約837（幅）×1,942（高さ）×904（奥行）mmで、総重量は約80kg。クラリネットやフルートの音量を31dB（500Hz）減衰し、別売の吸音材「OWP2A」を用いることで防音室内を好みの音響空間へとカスタマイズできる。