台湾版「ピカチュウジェット」お披露目 来月2日に台北―東京線へ投入

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(桃園空港中央社)人気ゲーム「ポケットモンスター」のキャラクター、ピカチュウの姿などを機体に描いたチャイナエアライン(中華航空)の特別塗装機「ピカチュウジェット CI」が28日、北部・桃園市の桃園国際空港で報道陣らに公開された。来月2日には台北(松山)―東京(羽田)間で運航される。

同社によると、機体は同社のコーポレートカラーを基調にしたオレンジやピンク、パープルをベースに夜明け前の星空をイメージしたという。描かれたキャラクターは11種類。

同機の乗客には専用の搭乗券や手荷物タグが用意される他、ヘッドレストカバーやペーパーランチョンマット、紙コップ、エチケット袋、客室乗務員が着用するエプロンなどにもピカチュウの姿が描かれている。また機内ではポケットモンスターのアニメ10本も見られる。

同社の高星潢総経理(社長)は、台湾の全ての人や将来この機体に搭乗する人がワクワクできると信じていると語った。

また台湾で水際対策の緩和が発表されたことについては、11、12月の予約が爆発的に増えているとした上で、検疫措置が次第に緩和されるのに伴い、旅客輸送業務に大きな期待を寄せていると述べた。

(呉睿麒/編集:齊藤啓介)