10月に今年最大の値上げが控える今、少しでも食費を抑えたい! と考えている方も多いのではないでしょうか? 中1と小5の食べ盛り男子がいる4人家族で食費4万5000円をキープする、節約主婦・くぅちゃんに、そのコツを教えてもらいました。

夫婦2人で9万円だった食費が、家族4人で4万5000円に!

SNSで節約ワザについて発信している、節約主婦・くぅちゃん。かつては夫婦2人で月の食費が9万円だったこともあったそう。

【写真】食費4万5千円の1週間献立例

そんなくぅちゃんが長年実践しているのが、「1週間分の献立を考えてから必要な食材を書き出し、買い物に行く」というルーティン。でも、献立を考えるのがおっくう…ということで、くぅちゃんが考案したのが「献立ノート」です。

「毎日の献立づくりは大変。夕方になると、今日の晩ごはん、なににしよう…と毎日憂うつでした。それに、がんばって手の込んだものをつくっても、食べ盛りの子どもたちから必ずしも好評ではなかったり(笑)。そこで、1週間分の献立を先に考えてノートに書き込み、定番メニューで回していくことにしたんです」

先に献立を決めてから必要な食材だけ買えば、余計なものを買ったり食材をムダにすることもなく、食費節約にも効果てきめんでした。

 

●1週間献立ノートのつくり方

1週間分の献立をたてようと考えてつくったのが、くぅちゃんオリジナルの1週間献立ノート。

日付と曜日を1週間分書き込んだら、今家にある食材を書き出し、家族の予定を確認してからメイン→サブおかずの順に決めていきます。

1:今ある食材、家族の予定を書き出し、メインおかずを書き込む

「メイン料理は、月曜日は魚、火曜日は揚げ物、水曜日は肉…など曜日によってジャンルを決めています。また、曜日ごとに自分がつくれるメニューのレパートリーも書き出しておくと、そこから選ぶだけでいいのでラクですよ」

2:サブおかずを書き込む

メインが決まったらサブおかずを決めて、そのなかからつくりおきできる料理も書き出します。

「サブおかずは、メインが手のかかるものなら、切るだけ、出すだけのキムチやトマトにしたり、メインがフライパンを使うおかずならレンジ調理にしたりでバランスをとっています」

3:買い物リストと今週の予算を書き込んで完成!

こうしてできた献立から、最後に購入が必要な食材を書き出してかかる費用をざっと算出。あっという間に献立ノート兼買い物メモの完成です。

 

「このノートをもって買い物に行けば、買い忘れも防止できます。家では冷蔵庫にマグネットで貼っていて、使い終わった食材を消すと在庫表にもなるんですよ」

●食費4万5000円のリアル1週間献立

週1万円×4週と調味料代と米代で月4万5000円がくぅちゃんの予算。「ふるさと納税」の返礼品をお米にして、たりない分だけを追加購入することで米代を節約しています。働き盛りの夫と食べ盛りの息子2人なので、とにかくボリュームを大事にした献立で満足感もばっちりです。

この献立ノートが半年分も付録になっている、『くぅちゃんの食費がみるみる減る献立ルール』が発売中。本書のなかでは献立ルールの解説のほか、食材をムダにしない保存テクや節約できる買い物術、家族から絶賛された食費節約レシピなどが盛りだくさん。ぜひ手に取って、献立ノートをつけてみてくださいね。

 

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