50代は「無理しない」。洗濯の手間を極限まで減らす4つのコツ
面倒な家事の筆頭ともいえる「洗濯」。アラフィフの夫婦2人で暮らすミニマリストのブロガー・本多めぐさんが、「洗濯をラクにする工夫」について教えてくれました。
50代は、4つの工夫で洗濯をラクにする
今回は、アラフィフ主婦が洗濯で行っている4つの工夫をご紹介します。
洗濯の工程は、「洗う」「干す」「取り込む」「たたむ」「収納」と分かれます。洗濯自体は洗濯機がやってくれるので力仕事ではありませんが、それ以外にラクできることは工夫しています。では、詳しく紹介していきます。
●1:「毎日」洗濯するのが結局ラク。洗う量を一定にすると悩まない
まず「洗う」ときの工夫です。わが家は夫婦2人暮らしで洗濯物の量は少なめ。量的には数日分をまとめて洗濯することも可能です。
しかし、洗濯物が多くなったら、洗濯機を1日に2度回すことに。そうなると一日のルーティンが崩れて時間の予定が立てにくくなります。また干す場所を増やす必要が出てきます。干す場所をどこにするか考え、ハンガーを追加するなど頭を使うことも。
結局「毎日、一定量を洗うこと」がラクだと気づきました。
●2:物干は洗濯機の真上が最高。一歩も歩かずにすむ
次に「干す」ときの工夫です。
洗濯機の真上につっぱり棒を渡し、洗濯物を干す場所をつくりました。一歩も動かずにその場で干せます。
ちなみにたたむときも同じ場所に立って、洗濯機の上のスペースを活用して畳んでいます。2人分で量も少ないのですぐ終わります。
物干しは、10連ハンガータイプを使っています。だいたいの衣類はここに干し、大物や厚手のものはリビングへ。太陽光が当たる場所に引っ掛けています。
「干す」「取り込む」「たたむ」がこの工夫ですごくラクになりました。
●3:外干しをやめた
ベランダまで洗濯物を持って移動するのがおっくうなアラフィフです。ベランダに出るには洗濯物と洗濯バサミを持ち、窓をあけ、ベランダ用のサンダルを履く手間が…少しのことですが、これが面倒なのです。
それが、部屋干しにすると移動距離が減り、ベランダに出る作業がなくなりました。雨が降ったからと慌てて洗濯物を取り込むこともないのです。
ただ、部屋干しは外に比べ乾きにくいのが難点。じつは、扇風機やサーキュレーターで風を送れば、厚手のものでもじゅうぶん乾燥するのです! これでもう外に出なくてすむようになりました。
●4:移動と収納の手間を減らした
最後に「収納」の工夫です。
以前は家族の洗濯物は私が部屋まで持っていき収納もしていました。コロナ以降は在宅時間が増えたため、夫のものは自分で部屋に持って行ってもらい、収納を任せました。夫の収納を手放したおかげで私の仕事は減りました。
また、自分の着替えは洗面所の上に置き場所をつくり、洗濯物を持って運ぶという移動を減らしました。
以前は寝室に着替えを置いており、部屋を行き来する手間がありましたが、これで解消。動線が短いとズボラな私でも無理なく続けられます。
●アラフィフ世代は家事の見直しのタイミング
家事は、自分のスタイルが一度決まってしまうとなかなか変えられないもの。たまに見直してみてはどうでしょう。たとえば子どもが巣立ち家族構成が変わると、以前と違うやり方がぴったりくるかもしれません。
今の家族構成に合う家事をして、エネルギーを節約し、本当にやりたいことにあてられるといいですね。これからもずっと続く家事。なるべく省エネでやっていきたいと思うのです。