9月21日は、今季初優勝を目指す石坂友宏の誕生日。1999年生まれで、きょうで23歳。初のシード選手として挑む今季は、ここまで15試合に出場し、そのうち10試合で予選通過している。賞金ランキングは、誕生日の時点で49位。
石坂友宏の安定したドライバーショット【連続写真】
神奈川県横須賀市出身。小学4年時にゴルフを始め、2014年に「関東ジュニア」、「IJGTアジア選手権」、「関東中学校ゴルフ選手権春季大会」、「神奈川県アマ(ジュニア)」で優勝。18年は「関東アマ」を制し、19年は「日本アマ」で4位、「日本オープン」ではローアマに輝いた。
19年のQTでファイナルまで残り出場権を得ると、20年の「ダンロップフェニックス」で、金谷拓実と学生プロ同士の4ホールに及ぶプレーオフを戦い、敗れはしたが広くその名前が知られるようになった。21年も「マイナビABCチャンピオンシップ」で2位タイに入るなど、好調を維持して6試合でトップ10フィニッシュ。賞金ランキングでは17位に入り、ルーキーイヤーでシード入りを果たした。
存在感を示した20-21年シーズンのスタッツを見ると、ドライビングディスタンスは274.45ヤードで85位と飛距離が出るほうではないが、平均パットとリカバリー率は5位という小技のうまさ、フェアウェイキープ率も8位と安定したショット力でこれからが楽しみな選手だ。
22年は6月の「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップbyサトウ食品」の3日目に、6番パー5でセカンドを直接カップインさせるアルバトロスを達成。詳細な記録が残る1985年以降では38人目、44例目の快挙だった。
<ゴルフ情報ALBA.Net>