大谷翔平VSジャッジのMVP論争に米司会者憤り「以上!ストップだ!もうやめてくれ!」
過熱するMVP論争に米司会者が持論
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、2年連続のア・リーグMVPはあるのか。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手とのMVP論争が止まない今季。筋金入りのヤンキースファンで知られる米司会者は「以上! ストップだ! もうやめてくれ!」と終止符を打とうとしている。
大谷かジャッジか。米メディアでも注目のトピックとなっている今季のア・リーグMVPの行方。米放送局「NBC」の動画配信サービス「ピーコックTV」の番組「リッチ・エイゼンショー」でホストを務めるリッチ・エイゼン氏も、すでに前のめり状態だった。
「ショウヘイ・オオタニはメジャー最高のプレーヤーだ。相手を完封しながらも、自分の援護もできる。彼はまさにユニコーンだ。しかし、メジャーリーグのMVPではない。それ(MVP)は違う!」
筋金入りのヤンキースファンを自認する同氏は、大谷がメジャー最高峰の選手であることは認めつつ、ジャッジを推しているようだ。こう続けている。
「去年の彼は信じられないほどの活躍だった。私もMVPに投票していただろう。なぜなら、前代未聞だったからだ。チームはプレーオフには進出できないけれど、二刀流の活躍でMVPを与えられた。オオタニがゲリット・コールから3ランでヤンキースを倒した。ジャッジはそれができなかった。だからといって、MVPでジャッジよりも上ということにはならない。残念ながら」
ジャッジを推す理由とは
両スターは直接対決3連戦で本塁打2本ずつを放った。大谷は3戦目にエースのコールを打ち砕く決勝の30号3ランで勝利に貢献。それでも、今季51号と量産するジャッジをプッシュしている。
ヤンキースは今季70勝にメジャー一番乗りしたが、8月はわずか9勝と大失速。エイゼン氏は現状に憤りを隠しきれない様子だったが、「それでも、ヤンキースはプレーオフに進出します。ジャッジのおかげです。彼こそがア・リーグMVPです。以上! これ以上の話はない。ストップだ! もうやめてくれ!」と叫んだ。
常々大谷を高く評価してきたエイゼン氏だが、ヤンキースとジャッジ愛の深さが収まらない様子だった。
(THE ANSWER編集部)