50代、大きな家具は「少しでも若いうち」に処分して広く住まう
歳を重ねるとおっくうになる家の片づけ。大きな家具の処分は、まだ元気なうちにすませるのが吉。いらない家具は早めに片づけて、おうちを広く住みやすくしませんか? カウンセラー・エッセイストの若松美穂さんが教えてくれました。
「実家の片づけ問題」になる前に。必要がなくなった家具は早いうちに片づける
わが家では、社会人の長女に続き、二女もあと半年で学生生活が終わります。暮らしが次の段階に入ったからといっても、子どもが前に使っていたものをすべて捨てることはなくて…。
たとえば中学生に上がっても、小学生のときのものはまだ使うかもしれないとキープします。高校生になっても中学時代の思い出や、教材もある程度は残ります。
●必要がなくなった家具は、まだ若く体力があるうちに片づける!
ただ、学生が終わるとなれば、使わないものは格段に増えます。家族で話し合い、この機会に子ども部屋を大改造しよう! ということになりました。
もうひとつの理由は、子ども部屋にあった大きな棚の処分を考えていたから。
こちらをイケアで買って組み立てたときにはまだ若かった私たち。それでも「重かった」のは覚えています。
まだ使える…と取っておくこともできるけれど、のちのち重くて持てなくなったり、腰を痛めたりすることも考えられる。解体して処分をするなら、体力のある今がチャンス! です。
●家族がそろう休みにこそ、役割分担して片づけを
夫にとってはせっかくのお盆休み。でも長いお休みであればこそ、粗大ゴミを出しに行く時間や、片づけが終わった後、体の疲れを取る時間もキープできるというよさがあります。
夫自身、娘たちが家を出た後は、自分が使うスペースにもなると考えている様子で張りきっていました。
その後、娘は棚から出た荷物をまとめたり、減らす作業(到底1日・2日では終わりそうもないので、今後も時間が必要です)。
私は、出たゴミの処理や仕分け、夫は180cmの身長ほどもあるボードを庭に運び出します。
●年末以外のタイミングで片づけをすると、年末にバタバタしません
真夏ゆえ暑くはありましたけれど、この季節だからこそどんなに汗をかいても洗濯物はすぐに乾きますし、晴れていればゴミを運び出すのもラク…というメリットがあります。
二女曰く、「わが家は年末じゃないときに大掃除をするから年末・年始がゆっくり過ごせるんだね」と。
たしかに今回はお盆休み、いつもは学期末などにいらないものの大処分をしている気がします。