帰省中に母親を殺害か 20代の息子が自分の腹を刺し意識不明 静岡市
8月19日夜、静岡市清水区の住宅で女性が刃物で刺されて殺害される事件がありました。警察は、帰省していた20代の息子が母親を刺したとみて捜査しています。
<記者>
「現場は、静岡市清水区の東名清水インターから車で10分ほどの住宅街にあります。昼間も車通りが少なく、静かな住宅街で殺人事件が起きました」
19日午後10時半頃、静岡市清水区蜂ヶ谷の住宅で、この家に住む59歳の女性が血を流して倒れているのを帰宅した夫が発見しました。女性は、刃物で首などを複数個所刺されていて、病院で死亡が確認されました。
<近所に住む人>
「10時半頃に争っているような声がして、その後、救急車やパトカーがきた」
警察などによりますと、事件当時、この家には県外から帰省中の20代の息子がいて、夫が通報していた際に、刃物で自分の腹を刺したということです。息子は意識不明の重体となっています。
警察は、息子が、母親との何らかのトラブルの末に刃物で刺したとみて調べを進めています。